深泥丘奇談・続々

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041084021
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深泥丘奇談・続々

  • 著者 綾辻 行人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041084021

前代未聞の奇談の数々! 著者新境地の怪談集、待望の第三集にして完結編。

ありうべからざるもう一つの京都に住まうミステリ作家が遭遇する怪異の数々。濃霧の夜道で、祭礼に賑わう神社で、深夜のホテルのプールで。驚愕と忘却を繰り返し、ついに世界は目眩めく終焉を迎える――!? ありうべからざるもう一つの京都に住まうミステリ作家が遭遇する怪異の数々。濃霧の夜道で、祭礼に賑わう神社で、深夜のホテルのプールで。驚愕と忘却を繰り返し、ついに世界は目眩めく終焉を迎える――!?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「深泥丘奇談・続々」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • けけけけ…と、誰かが不気味に笑いながら、天井裏から謎の“液体”を垂らしている。ひょぅ、ひょおおおおお…と、正体不明の何かが異様な“声”を発している。ごごぅ、ごごごごごごぅぅ……と、仄暗い海の中から激しく“海鳴” けけけけ…と、誰かが不気味に笑いながら、天井裏から謎の“液体”を垂らしている。ひょぅ、ひょおおおおお…と、正体不明の何かが異様な“声”を発している。ごごぅ、ごごごごごごぅぅ……と、仄暗い海の中から激しく“海鳴”りが鳴り響いている。ひた…ひたたたた、得体の知れない何かが、嫌な“臭い”を発しながら近づいてくる。にゃぁ、にゃにゃにゃにゃにゃ…と、数百、数千の“猫”が謎の密室の中で、誰にも踏まれる事なく寛いでいる。そこはまさに「猫密室」この面妖なる「ありうべからざる京都」はまだまだ続いていく─ような気がする。 …続きを読む
    ナルピーチ
    2022年07月27日
    167人がナイス!しています
  • 今回は背筋が寒くなる怖さはあまり感じませんでしたが、著者の自虐的ネタにはニヤリ。お気に入りは最後の2作品。『猫密室』は、周囲を何百匹、何千匹の猫でびっしりと埋め尽くされた家で死体が発見されるというミス 今回は背筋が寒くなる怖さはあまり感じませんでしたが、著者の自虐的ネタにはニヤリ。お気に入りは最後の2作品。『猫密室』は、周囲を何百匹、何千匹の猫でびっしりと埋め尽くされた家で死体が発見されるというミステリのプロットを思いついたという作品ですが、是非綾辻氏に書いてほしいと思いました。「その猫たちにはまったく人に踏まれた形跡がなかった」なんて笑えるけれどもワクワクする謎です。最後の『ねこしずめ』に出てくる「猫柱」という怪現象を自分が目の当たりにしたことを想像すると、その異様さと壮大さに圧倒されることでしょう。 …続きを読む
    マーム
    2019年10月24日
    99人がナイス!しています
  • この世に幽霊などいるはずがないーというのが、本格ミステリ作家の信ずるところらしいが、信じるも信じないもそれを感知するのは人の心だと思う。居る居ないで云ったら居ないのであろうが、心がその存在を造り上げて この世に幽霊などいるはずがないーというのが、本格ミステリ作家の信ずるところらしいが、信じるも信じないもそれを感知するのは人の心だと思う。居る居ないで云ったら居ないのであろうが、心がその存在を造り上げてしまうーような気がする。この連作はなかなか雰囲気の良い作品であったが、本格ミステリ作家の照れ臭さと云うのであろうか、みゃあ、落とし噺が混じるのが肩透かしーのような気が…みゃみゃ、何はともあれ楽しませていただいたが、どうやら話の核心には至っていないーような気がするので再開を期待して…みゃあぁ。#ニコカド2020 …続きを読む
    sin
    2020年11月07日
    83人がナイス!しています

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