• （何かがおかしい…）と気付いた時には、作者の術中に嵌っていた。１９３ページという短さなのに、構成はかなり練られている。しかも、浦賀和宏さんの本名である八木剛が登場し、作中で殺害される。その後、現実の世 （何かがおかしい…）と気付いた時には、作者の術中に嵌っていた。１９３ページという短さなのに、構成はかなり練られている。しかも、浦賀和宏さんの本名である八木剛が登場し、作中で殺害される。その後、現実の世界でも浦賀さんが他界されているので、虚構と現実が曖昧になってしまう部分があった。勧善懲悪ではないので爽快感はなかったけれど、これが浦賀さんの遺作になったと思うと感慨深いものがある。 …続きを読む
  とろこ

  2020年07月21日
  58人がナイス！しています
• ページ数が少ないのに、かなり詰め込まれた感のあるミステリー！最後は騙された！もう一度最初から確認せねばと思いつつ、その後で更に騙されるという踊らされ具合に自分に苦笑（笑）銀さんのカメオ出演に(￣▽￣) ページ数が少ないのに、かなり詰め込まれた感のあるミステリー！最後は騙された！もう一度最初から確認せねばと思いつつ、その後で更に騙されるという踊らされ具合に自分に苦笑（笑）銀さんのカメオ出演に(￣▽￣)
  あっちゃん

  2023年07月08日
  50人がナイス！しています
• 積読消化。評価は分かれるだろうなぁ。私もそうだが好きな人にとっては本当に凄い作品だと思う。この短さに濃縮しきった作品。プロローグからエピローグ迄全てが騙すために無駄なく使われているし、その手の読み手巧 積読消化。評価は分かれるだろうなぁ。私もそうだが好きな人にとっては本当に凄い作品だと思う。この短さに濃縮しきった作品。プロローグからエピローグ迄全てが騙すために無駄なく使われているし、その手の読み手巧者が読むことのみを意識して作られている。一方でいわゆる物語的な情感や完成度は無視しきっているので、詰まらないと思う人には本当に詰まらない作品かもしれない。読者を選びに選ぶが、叙述ミステリィ好きなら自分で一度は書いてみたいと思うレベルの傑作。 …続きを読む
  どら

  2022年05月08日
  48人がナイス！しています

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