光炎の人 上

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041082119
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光炎の人 上

  • 著者 木内 昇
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年09月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041082119

技術の発展は、善か悪か――。直木賞作家が放つ問題作!

日露戦争の行方に国内の関心が集まっていた頃。徳島の貧しい農家に生まれた少年は、電気の可能性に魅せられていた。電気で人々の暮らしを楽にしたいという思いを胸に、少年は大きな一歩を踏み出す。 日露戦争の行方に国内の関心が集まっていた頃。徳島の貧しい農家に生まれた少年は、電気の可能性に魅せられていた。電気で人々の暮らしを楽にしたいという思いを胸に、少年は大きな一歩を踏み出す。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「光炎の人 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 読み出しは音三郎の探究心に惹かれていたのだが、ページを繰るごとに人間性に違和感を感じた。本来は技術や発明は人の為にあるべきなのに 周りを犠牲にしても気にかけず研究に没頭する 音三郎に嫌気がした。 読み出しは音三郎の探究心に惹かれていたのだが、ページを繰るごとに人間性に違和感を感じた。本来は技術や発明は人の為にあるべきなのに 周りを犠牲にしても気にかけず研究に没頭する 音三郎に嫌気がした。
    ゴンゾウ@新潮部
    2022年02月13日
    88人がナイス!しています
  • これも木内さんの時代小説!むちゃ濃いからなかなか進まへんけど面白い!明治時代、徳島・池田の貧農に生まれた音三郎。煙草の葉を刻む機械に魅せられ職人に!そのうち使われ出した電気使った機械に感動、自ら新技術 これも木内さんの時代小説!むちゃ濃いからなかなか進まへんけど面白い!明治時代、徳島・池田の貧農に生まれた音三郎。煙草の葉を刻む機械に魅せられ職人に!そのうち使われ出した電気使った機械に感動、自ら新技術の開発に取り組みだしそれが認められて大阪へ!最初は家族に仕送りタツの優しさに真っ赤になってた音三郎やってんけど、そのうち無線機の開発に没頭、家族は忘れ去り人の気持ちも人の命さえ気にしやんとただひたすら無線機の製品化だけしか興味ない嫌な奴に…ってとこで下巻!この先どないなるんやろ…明治の大阪の蘊蓄もおもろいー …続きを読む
    大阪魂
    2022年01月28日
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  • 明治三十年代、徳島県の貧しい農家の三男に生まれた郷司音三郎は働きに出た葉煙草工場で、電気を動力とした機械が煙草の葉を細かく刻むところを見て衝撃を受ける。以来、電気に魅せられた音三郎は、無学ながら技術者 明治三十年代、徳島県の貧しい農家の三男に生まれた郷司音三郎は働きに出た葉煙草工場で、電気を動力とした機械が煙草の葉を細かく刻むところを見て衝撃を受ける。以来、電気に魅せられた音三郎は、無学ながら技術者としての道を目指す。前半は『櫛挽道守』に通じる家族のしがらみに悩み、やがて大坂に渡って技師としての途に就くと無線機の開発に取り組む。ノンフィクションかと思うほど生々しい木内さんの描写に圧倒されながら下巻へ。 …続きを読む
    タツ フカガワ
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