家康謀殺

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年06月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041080412

家康謀殺

  • 著者 伊東 潤
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年06月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784041080412

裏切者たちの哀歌! 戦国時代の合戦や主要事件を網羅した珠玉の合戦連作集

信長、秀吉、家康――。天下人が仕掛ける情報戦。翻弄された男たちの悲運とは。
桶狭間合戦から大坂の陣までを鮮烈に描いた、戦国小説の新たな金字塔!

文芸評論家 縄田一男、激賞!
「最後に向かって何度、男泣きしたことか。名作の誕生である」

養父・秀吉に振り回され続けた秀次。己の人生とは何か? 悩める彼の許に家康の使者が現れ――(「上意に候」)。天下統一の目前、豊臣征伐に赴く家康へ刺客が放たれた。暗殺者は家康の輿を担ぐ者の中にいる――。それを炙り出せと密命を受けた伊賀の忍・吉蔵が行軍の旅路で見たものとは(「家康謀殺」)。
戦国時代の合戦や主要事件を網羅し、その光と闇を暴く珠玉の六篇。
歴史小説界の旗手・伊東潤の集大成短編集がここに!

「雑説扱い難く候」……桶狭間合戦、加賀一向一揆
「上意に候」……小牧・長久手の戦い、秀次事件
「秀吉の刺客」……文禄・慶長の役
「陥穽」……関ヶ原合戦
「家康謀殺」……大坂の陣前夜
「大忠の男」……大坂の陣
信長、秀吉、家康――。天下人が仕掛ける情報戦。翻弄された男たちの悲運とは。
桶狭間合戦から大坂の陣までを鮮烈に描いた、戦国小説の新たな金字塔!

文芸評論家 縄田一男、激賞!
「最後に向かって何度、男泣きしたことか。名作の誕生である」

養父・秀吉に振り回され続けた秀次。己の人生とは何か? 悩める彼の許に家康の使者が現れ――(「上意に候」)。天下統一の目前、豊臣征伐に赴く家康へ刺客が放たれた。暗殺者は家康の輿を担ぐ者の中にいる――。それを炙り出せと密命を受けた伊賀の忍・吉蔵が行軍の旅路で見たものとは(「家康謀殺」)。
戦国時代の合戦や主要事件を網羅し、その光と闇を暴く珠玉の六篇。
歴史小説界の旗手・伊東潤の集大成短編集がここに!

「雑説扱い難く候」……桶狭間合戦、加賀一向一揆
「上意に候」……小牧・長久手の戦い、秀次事件
「秀吉の刺客」……文禄・慶長の役
「陥穽」……関ヶ原合戦
「家康謀殺」……大坂の陣前夜
「大忠の男」……大坂の陣

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

『伊東潤が徹底解析!「織田信長」名古屋史跡めぐり』日帰りバスツアー申込受付中!(2/25実施予定)

伊東潤さんと共に織田信長ゆかりの地を巡る、愛知県内日帰りバスツアーを開催します!(お申し込みは画像をクリック)

実施日:2023年2月25日(土) 8:30 名古屋駅集合(日帰り旅行)

行き先は、信長公の天下取りの出発点である「清洲城」や、桶狭間出陣の折に必勝祈願を行い見事大勝したといわれる「熱田神宮」ほか、信長を語るには外せないスポットをセレクト。

バス移動も伊東さんと一緒のため、歴史トークや皆さまからの質問にお答えする時間も予定しています。ここでしか聞けないディープなお話が盛りだくさん!

伊東さんファン、信長好き、歴史好き、武将好きにはたまらないこちらのツアー。是非奮ってお申し込みください!

メディアミックス情報

『家康謀殺』小説テーマソング「ルシファー・ストーン」by金属恵比須

「家康謀殺」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 伊東 潤は、新作中心に読んでいる作家です。戦国時代の天下人達の周辺の脇役の物語、連作短編集、どの作品も読み応えがあります。オススメは、政争の道具として翻弄された豊臣秀次の心理描写が秀逸な『上意に候』で 伊東 潤は、新作中心に読んでいる作家です。戦国時代の天下人達の周辺の脇役の物語、連作短編集、どの作品も読み応えがあります。オススメは、政争の道具として翻弄された豊臣秀次の心理描写が秀逸な『上意に候』です。 …続きを読む
    starbro
    2019年08月06日
    184人がナイス!しています
  • スリリングと哀愁。桶狭間、関ヶ原、大坂の陣などなど…。メジャーな合戦や事件の舞台裏で起きていた名もなき武辺者達の6つの物語。滅びゆく者の悲哀、生々しい人間臭さに戦国ならではの謀略の応酬。どの話も伊東さ スリリングと哀愁。桶狭間、関ヶ原、大坂の陣などなど…。メジャーな合戦や事件の舞台裏で起きていた名もなき武辺者達の6つの物語。滅びゆく者の悲哀、生々しい人間臭さに戦国ならではの謀略の応酬。どの話も伊東さんの作風が効いていて面白かったです。お気に入りは表題作『家康謀殺』。家康暗殺に大坂方が放った刺客。家康警護のため、探索を命じられた吉蔵。はたして、身辺に潜む刺客は誰なのか。ちょいとミステリー仕立てになってるとこがいい味だしてます。 …続きを読む
    とん大西
    2019年07月30日
    120人がナイス!しています
  • 図書館本。短編6編。桶狭間の戦いから大阪の陣まで歴史のターニングポイントを弱者の視点から策略を練る細かな心情表現が素晴らしい。特に吉川広家がお気に入り。 図書館本。短編6編。桶狭間の戦いから大阪の陣まで歴史のターニングポイントを弱者の視点から策略を練る細かな心情表現が素晴らしい。特に吉川広家がお気に入り。
    ナイスネイチャ
    2019年09月05日
    116人がナイス!しています

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著者紹介

伊東 潤(いとう じゅん)

1960年横浜市生まれ。「小説 野性時代」で「悪しき女 室町擾乱」、「本の旅人」で「もっこすの城 熊本築城始末」を連載中。

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