- 著者 吉村 達也
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年02月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041079690
邪宗門の惨劇
- 著者 吉村 達也
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年02月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041079690
童謡に見立てた連続殺人、真の犯人は?予想は何度も覆される、怖ミスの傑作
〈母さん、帰らぬ、さびしいな。
金魚を一匹突き殺す。
まだまだ、帰らぬ、くやしいな。
金魚をニ匹締め殺す。
なぜなぜ、帰らぬ、ひもじいな。
金魚を三匹捻ぢ殺す。〉
北原白秋の童謡『金魚』と共に、推理作家・朝比奈耕作に送られてきた、中学時代の同級生・熊谷須磨子からの手紙。
朝比奈は指示通り松濤の洋館を訪れるが、同様に呼び出された同級生2人と館に閉じ込められてしまう。
蝋燭だけが頼りの暗闇で脱出を試みる3人だが、やがてどこからか女の金切り声が響きわたり――カーテンの裏には“突き殺された”熊谷須磨子の死体が転がっていた!
この空間、異常すぎる!
予想は何度も覆される、絶対に読んでほしい“怖ミス”の名作を復刊しました!!
金魚を一匹突き殺す。
まだまだ、帰らぬ、くやしいな。
金魚をニ匹締め殺す。
なぜなぜ、帰らぬ、ひもじいな。
金魚を三匹捻ぢ殺す。〉
北原白秋の童謡『金魚』と共に、推理作家・朝比奈耕作に送られてきた、中学時代の同級生・熊谷須磨子からの手紙。
朝比奈は指示通り松濤の洋館を訪れるが、同様に呼び出された同級生2人と館に閉じ込められてしまう。
蝋燭だけが頼りの暗闇で脱出を試みる3人だが、やがてどこからか女の金切り声が響きわたり――カーテンの裏には“突き殺された”熊谷須磨子の死体が転がっていた!
この空間、異常すぎる!
予想は何度も覆される、絶対に読んでほしい“怖ミス”の名作を復刊しました!!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「邪宗門の惨劇」感想・レビュー
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ただ単純に言葉だけを聞いて「怖い」と感じるのは浅はかなのかもしれない。言葉の背景、そこに込められた意味、それを知って初めて言葉は完成し相手に意図が伝わるのだろう。そう考えれば北原白秋の妖しげな『童話・ …続きを読む2022年04月28日58人がナイス!しています
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「母さん、帰らぬ、寂しいな 金魚を一匹突き殺す」クローズドサークル、白秋の詩をモチーフにした見立て殺人、謎めいた洋館とそそられる要素はたっぷりあるんだけど…。洋館は渋谷の近くだし、閉じ込められるのは三 …続きを読む2020年03月18日57人がナイス!しています
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十五年ぶりに同級生からの招待状が届く…。古めかしい暗い洋館に呼ばれた推理作家の朝比奈。あやしく思いながらも誘いにのってしまい閉じ込められてしまう!!ひゃ〜っ!ぞわ〜っ!!居ないはずの子が写真に!!北原 …続きを読む2019年02月28日43人がナイス!しています