• 極上のエンタメ小説を御馳走になった気分である。確かに舞台向き映像向き、なんとキャラのたっていることか。黒蜥蜴が想像以上に妖艶で少女で可愛く感じたのは時折出てくる少年口調のせいかしら。二十面相では小林少 極上のエンタメ小説を御馳走になった気分である。確かに舞台向き映像向き、なんとキャラのたっていることか。黒蜥蜴が想像以上に妖艶で少女で可愛く感じたのは時折出てくる少年口調のせいかしら。二十面相では小林少年が大活躍ですね！そしてこの「読者諸君」と呼びかける文体の嬉しいこと！昔はこういう作家が語りかけるような構成の小説よく読んでたなぁ、なんて。昨今一人称展開が多いからあまり見かけないんですよね…私だけかもだけど。エログロ乱歩も大好きだけどこんな活劇物も面白いですね！ …続きを読む
  里愛乍

  2019年09月06日
  38人がナイス！しています
• ★★★★☆明智小五郎が主役の『黒蜥蜴』と『怪人二十面相』の2編を収録。いずれの作品も明智小五郎のライバルとされる怪盗『黒蜥蜴』と『怪人二十面相』が登場する。探偵小説ではあるが、ヒーローと悪役が直接あいまみえ ★★★★☆明智小五郎が主役の『黒蜥蜴』と『怪人二十面相』の2編を収録。いずれの作品も明智小五郎のライバルとされる怪盗『黒蜥蜴』と『怪人二十面相』が登場する。探偵小説ではあるが、ヒーローと悪役が直接あいまみえる対決が見れるため、一進一退ハラハラドキドキの臨場感溢れる展開が満載である。 …続きを読む
  コージー

  2021年10月27日
  34人がナイス！しています
• 「怪盗二十面相」は色々なところで引用されるのでいつかは読んでおかないとと思っていた本。林檎のほっぺの「小林少年」はなかなか機転がきくけれど、「少年探偵団」は最後の人数と力技のちょっとだけなんですね。基 「怪盗二十面相」は色々なところで引用されるのでいつかは読んでおかないとと思っていた本。林檎のほっぺの「小林少年」はなかなか機転がきくけれど、「少年探偵団」は最後の人数と力技のちょっとだけなんですね。基本変装してるんだろうなーと思いながら読むのでミステリーとしては完全に犯人の目星がついている状態で読むので黒蜥蜴と同じくこれも冒険のワクワクを楽しむ感じ。それにしても変装うますぎでは、、？ …続きを読む
  くるり

  2020年12月27日
  23人がナイス！しています

powered by