響野怪談

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041077764
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響野怪談

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041077764

『記憶屋』著者の新たなノスタルジック・ホラー!

響野家の末っ子・春希は怖がりなのに霊感が強く、ヒトではないものたちを呼び寄せてしまう。
留守番中を狙ったようにかかってくる電話。
何度捨てても家の前に現れるスニーカー。
山小屋で出会った少女が寝言を聞かれるのを嫌がる理由……。
些細だった怪異は徐々にエスカレートし、春希だけでなく、彼を守ろうとする父や兄たちをもおびやかしていく。

『記憶屋』著者が日常と異界の狭間へと誘う、ノスタルジック・ホラー!
響野家の末っ子・春希は怖がりなのに霊感が強く、ヒトではないものたちを呼び寄せてしまう。
留守番中を狙ったようにかかってくる電話。
何度捨てても家の前に現れるスニーカー。
山小屋で出会った少女が寝言を聞かれるのを嫌がる理由……。
些細だった怪異は徐々にエスカレートし、春希だけでなく、彼を守ろうとする父や兄たちをもおびやかしていく。

『記憶屋』著者が日常と異界の狭間へと誘う、ノスタルジック・ホラー!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

電話
目が覚めると 1
目が覚めると 2
目が覚めると 3
図書室、あるいは話してはいけない話

おばあちゃん
ないもの
引っ越し 
ひなあられ
残業
猫屋敷
おばあちゃん・続
秋也兄さんはときどき消える
寝言に返事をしてはいけない
足、あるいはシャワー室の怪
蓮の池
ついている
廃墟探索
再会
訪問者
お礼
布団
シロ
シロ2
番犬
首がない
エレベーター
後ろ姿
紫煙
指定席
父子の会話
再訪

※「目が覚めると」数字はローマ数字

「響野怪談」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 主人公、響野春希の日常に起こるちょっと不可思議な現象を家族のキャラを面白おかしく絡ませながら話が転がる短編集。それほど『ホラー』感はないんだけど、各話しの終わり方だけ、「その先は?」とちょっと怖い。 主人公、響野春希の日常に起こるちょっと不可思議な現象を家族のキャラを面白おかしく絡ませながら話が転がる短編集。それほど『ホラー』感はないんだけど、各話しの終わり方だけ、「その先は?」とちょっと怖い。
    ベイマックス
    2020年10月28日
    83人がナイス!しています
  • 一つ一つの話の一つ一つ事柄を頭の中で整理していくとひゃってなる、またページが進むに連れて繋がりを考えるとひゃってなる作品でした。何がこちらのもので何があちらのものなのか、ここにあるのかないのか、自分に 一つ一つの話の一つ一つ事柄を頭の中で整理していくとひゃってなる、またページが進むに連れて繋がりを考えるとひゃってなる作品でした。何がこちらのもので何があちらのものなのか、ここにあるのかないのか、自分に見えて他人には見えないのか、「おまえはすぐ、迷子になるから」と助けてくれる兄からの安心感と助けてもらうまでの不安感。下げて、上げて、上げて、下げてが続きました。怖かった。 …続きを読む
    ダイスケ
    2024年07月28日
    81人がナイス!しています
  • 署名本入手。ホラー連作短編集。深夜の学校、山小屋の女の子、祖父の田舎で出会ったものと中学生の主人公が体験する様々な怪異が描かれている。怖いというより懐かしい、どことなくノスタルジアを感じさせる作風なの 署名本入手。ホラー連作短編集。深夜の学校、山小屋の女の子、祖父の田舎で出会ったものと中学生の主人公が体験する様々な怪異が描かれている。怖いというより懐かしい、どことなくノスタルジアを感じさせる作風なのは、文体のせいか少年が主人公であるせいか。読んでいると「かそけき」という言葉がふと思い浮かんでくる。日常の中に怪異が潜んでいるという作品が多いけど、守っていてくれる存在が多いせいか危機感を感じさせる話は少なめ。ダーレスやキングを例に出すまでもなく、ホラーと郷愁は相性がいいものだと再確認させられた一冊でした。 …続きを読む
    HANA
    2019年06月29日
    72人がナイス!しています

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