女警

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年12月27日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784041076668

女警

  • 著者 古野 まほろ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年12月27日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
416
ISBN:
9784041076668

彼女を追い詰めたものは何か――。組織の中で闘う女性警察官の真実。

のどかな地方都市の交番で起きた警部補射殺事件。部下である女性巡査は拳銃を所持したまま行方不明のままだ。監察官室長・理代は真相を探ろうとするが……。元警察キャリアの著者が鋭く斬り込む、組織の建前と本音。 のどかな地方都市の交番で起きた警部補射殺事件。部下である女性巡査は拳銃を所持したまま行方不明のままだ。監察官室長・理代は真相を探ろうとするが……。元警察キャリアの著者が鋭く斬り込む、組織の建前と本音。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「女警」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 若い女警が何故定年近い上司を二人の職場・駅前交番で殺したのかーその事件を洗うキャリア女性監察官・姫川の前に立ち塞がるのは警察署内での古い組織体質の壁か?と思いきや女性が活躍する時、壁になるのは男ばかり 若い女警が何故定年近い上司を二人の職場・駅前交番で殺したのかーその事件を洗うキャリア女性監察官・姫川の前に立ち塞がるのは警察署内での古い組織体質の壁か?と思いきや女性が活躍する時、壁になるのは男ばかりじゃない、女の敵は女でもある・・事件の真相はなんとなく途中で想像がついて読み進めたが、どうにも後味がすっきりしない。古野まほろだから、こぼれることなく回収しているのだが多少くどいかなぁ。組織における女性の地位向上など絵に描いた餅の様に感じた。いつか聖母でも娼婦でもない『女警』と言う名称にも慣れるのだろうか。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2019年01月23日
    192人がナイス!しています
  • 景観殺しの真相がわかるまではダラダラと読みにくい文章が続いたと思ったら、最後はバタバタと尻切れトンボに終わったって感じ。っで結局はいつもの警察キャリアの政治の話になっちゃって閉口。 主人公の女性キャリ 景観殺しの真相がわかるまではダラダラと読みにくい文章が続いたと思ったら、最後はバタバタと尻切れトンボに終わったって感じ。っで結局はいつもの警察キャリアの政治の話になっちゃって閉口。 主人公の女性キャリアのキャラだけが救いだったかな。 あっあの署長爺ちゃんや聞き取りされた女警2人もよかった。 …続きを読む
    タックン
    2019年07月29日
    70人がナイス!しています
  • 拳銃で撃たれた年野巡査部長とその後、自殺を遂げた青崎巡査。加害者と目された青崎巡査を知る者(女性陣)の証言から分かる青崎像から彼女が鮮明に浮き彫りになっていくが、逆に年野巡査部長の人物像はあやふやにな 拳銃で撃たれた年野巡査部長とその後、自殺を遂げた青崎巡査。加害者と目された青崎巡査を知る者(女性陣)の証言から分かる青崎像から彼女が鮮明に浮き彫りになっていくが、逆に年野巡査部長の人物像はあやふやになっていった。しかし、年野巡査部長を知る上原氏が登場してからは輪郭が掴めた。同時に単純の見えた事件の構図の遣る瀬無さに項垂れるのみ。「直接的な被害を受けなくても、人が一方的に虐げられるのを見るのも心に大きな傷を残す」という言葉もいつまでも心に淀みを残す。真逆、上原氏だけでなく、あの外道、清岡も出てくるとは・・・ …続きを読む
    藤月はな(灯れ松明の火)
    2019年09月24日
    61人がナイス!しています

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