- 著者 遠藤 周作
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年03月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041076651
おバカさん
- 著者 遠藤 周作
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年03月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041076651
心優しく生真面目な「おバカさん」が体現する、大切なものとは……?
銀行員・隆盛を頼って、昔のペンフレンドが日本にやって来るという。現われたのはナポレオンの末裔と自称する、馬面の青年だった。臆病で無類のお人好しのガストンは、行く先々で珍事件を巻き起こすが……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「おバカさん」感想・レビュー
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『深い河』、『悲しみの歌』に登場したガストンの話という事で興味を持った作品。刊行は『海と毒薬』の翌年、1959年なので比較的初期の作品。軽めのタッチで描かれていますが、遠藤先生にとっての一貫したキリスト観 …続きを読む2023年12月03日35人がナイス!しています
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終末医療期の父親の爪を切ってあげてる時に、愛おしさが込み上げてきた。何十年と憎しみしかなかったから不思議だった。ずっと彼自身の借金漬けで家計と埒外にあった父。最近になって分かったのだけれど、家を売った …続きを読む2024年09月12日14人がナイス!しています
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'60年代と思われる昭和の日本。銀行員 隆盛君 兄妹の前に ナポレオンの末裔と称するフランス人が姿を現わす。名前はガストン・ボナパルト。見事に馬面の青年は、臆病で無類のお人好し。最初は兄妹を困らせるが、次第 …続きを読む2023年06月04日3人がナイス!しています