禁忌装置

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041076613
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禁忌装置

  • 著者 長江 俊和
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041076613

この本がなければ禁止シリーズは生まれなかった――幻のデビュー作復刊!

受け取った人が次々と謎の自殺を遂げるというメールが高校2年生の津田楓のもとに届いた。直後に親友・希美が投身自殺を図る。血を流して倒れる希美の手には、件のメールが表示された携帯が握られていた。一連の自殺に興味を持ったテレビディレクターの岡崎零子は、ニュース番組の特集企画として取材を始める。やがて、メールの数列は暗号であることがわかってきて――。大人気、「禁止」シリーズ著者の小説家デビュー作! 受け取った人が次々と謎の自殺を遂げるというメールが高校2年生の津田楓のもとに届いた。直後に親友・希美が投身自殺を図る。血を流して倒れる希美の手には、件のメールが表示された携帯が握られていた。一連の自殺に興味を持ったテレビディレクターの岡崎零子は、ニュース番組の特集企画として取材を始める。やがて、メールの数列は暗号であることがわかってきて――。大人気、「禁止」シリーズ著者の小説家デビュー作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「禁忌装置」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • デビュー作【ゴーストシステム】を改題改訂したもの。メールによって死が連鎖していく恐ろしさは映像で見れば、それなりの恐怖を味わえそうだ。メールの意味不明の数列の不気味さ、実態が掴めない「システム」の謎など デビュー作【ゴーストシステム】を改題改訂したもの。メールによって死が連鎖していく恐ろしさは映像で見れば、それなりの恐怖を味わえそうだ。メールの意味不明の数列の不気味さ、実態が掴めない「システム」の謎など、盛りだくさんではあるのだが、芝居がかった言い回しがどうも鼻についてしまい、私的には「微妙かな…」と感じてしまった。 …続きを読む
    みっちゃん
    2019年03月27日
    149人がナイス!しています
  • 受け取った人間が次々に死んでいくメール。もうこれだけで一昔前のJホラーのお約束にピッタリで、読んでいて嬉しくなってしまう。読み進めているうちに連想させられるのは黒沢清の『回路』や高橋洋の『恐怖』。こう 受け取った人間が次々に死んでいくメール。もうこれだけで一昔前のJホラーのお約束にピッタリで、読んでいて嬉しくなってしまう。読み進めているうちに連想させられるのは黒沢清の『回路』や高橋洋の『恐怖』。こういう死というものに対してのアプローチや独特の感覚って、やはりJホラー独特の香りがするなあ。「その後」に関しては救いのある本書より『回路』の方がより一層地獄だけれども。女性プロデューサーが事件を追うスタイルとか禁止シリーズの萌芽があるけど、徹頭徹尾モキュメンタリーに徹した禁止シリーズの方がやはり面白いなあ。 …続きを読む
    HANA
    2019年03月17日
    61人がナイス!しています
  • 受け取った人が次々と自殺するというメール。二つ折りの携帯など、時代を感じる部分もあったけれど、構想自体は面白かった。ただ、処女作ということもあるのか、文章がこなれていない点、伏線が回収されていない点が 受け取った人が次々と自殺するというメール。二つ折りの携帯など、時代を感じる部分もあったけれど、構想自体は面白かった。ただ、処女作ということもあるのか、文章がこなれていない点、伏線が回収されていない点が気になった。死者を復活させるという装置。しかし、それは悪霊までも呼び出してしまう…。亡くなってしまった、大切な人にもう一度会いたい、という気持ちが分かる人は多いと思う。けれど、こんな方法で会いたいと願う人はいないか、いるとしてもごく僅かだと、私は思う。 …続きを読む
    とろこ
    2021年04月29日
    55人がナイス!しています

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