賭博師は祈らない(5)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年01月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
472
ISBN:
9784049122060
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賭博師は祈らない(5)

  • 著者 周藤 蓮
  • イラスト ニリツ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年01月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
472
ISBN:
9784049122060

賭博師と奴隷の少女、二人に訪れる結末は。

 ロンドンの裏社会を牛耳るジョナサンと対立し、一度はすべてを失ったラザルス。だが賭博師としての矜持を奪われ、地の底を這いつくばったその先で、彼は自らが進むべき新たな境地へと辿り着く。
 再起したラザルスはフランセスにも勝利し、ジョナサンとの全面対決を掲げた。かつて帝都にいた友人たちが残した、ちっぽけな約束を守るためだけに。
 一方、ラザルスの無事に安堵したリーラだったが、彼女は故郷へ帰る為の乗船券を渡されたことに戸惑い、自分が主人に対して抱いていた想いに気付かされる。

――『私は、ご主人さまが好きです』

 そしてラザルスはリーラとの関係にひとつの答えを出すことに。二人の物語に訪れる結末は、果たして。
 ロンドンの裏社会を牛耳るジョナサンと対立し、一度はすべてを失ったラザルス。だが賭博師としての矜持を奪われ、地の底を這いつくばったその先で、彼は自らが進むべき新たな境地へと辿り着く。
 再起したラザルスはフランセスにも勝利し、ジョナサンとの全面対決を掲げた。かつて帝都にいた友人たちが残した、ちっぽけな約束を守るためだけに。
 一方、ラザルスの無事に安堵したリーラだったが、彼女は故郷へ帰る為の乗船券を渡されたことに戸惑い、自分が主人に対して抱いていた想いに気付かされる。

――『私は、ご主人さまが好きです』

 そしてラザルスはリーラとの関係にひとつの答えを出すことに。二人の物語に訪れる結末は、果たして。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「賭博師は祈らない(5)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最終5巻。めっちゃ良い作品でした。想像超えてきた。途中、温い幸福をちらつかせておいて、人生そんな甘くねぇぜとばかりに、人として正しい道を選ぶが故の厳しさと切なさを突き付けてくる。賭博や策略の詳細は、正 最終5巻。めっちゃ良い作品でした。想像超えてきた。途中、温い幸福をちらつかせておいて、人生そんな甘くねぇぜとばかりに、人として正しい道を選ぶが故の厳しさと切なさを突き付けてくる。賭博や策略の詳細は、正直凄すぎて理解が及んでないけど、誰よりも先を読み切ったラザルスの策士ぶり凄いし、リーラの心の強さも凄い。人生とは失い続けること。ただし、望みさえすれば残せるものがあり、渡せるものがある。生きている限り、繋いでいける。少女の名を呼ぶ美しいラストも含め、5巻通して描き切った感のある、賭博師と少女の物語だった。→ …続きを読む
    あさひ.a
    2020年08月10日
    54人がナイス!しています
  • フランセスに勝利したラザルスが、かつて帝都にいた友人たちが残したちっぽけな約束を守るためだけに、ロンドンの裏社会を牛耳るジョナサンと全面対決を掲げる第五弾。無事戻ってきたラザレスがリーラにわたした故郷 フランセスに勝利したラザルスが、かつて帝都にいた友人たちが残したちっぽけな約束を守るためだけに、ロンドンの裏社会を牛耳るジョナサンと全面対決を掲げる第五弾。無事戻ってきたラザレスがリーラにわたした故郷へ帰る為の乗船券。戸惑いながらも自分が主人に対して抱いていた想いに気付かされるリーラ。そんな二人の複雑な想いがあって、ジョナサンの突き進む目標にはラザルスの容認できない結末があって、不器用に誰かのために勝負に挑み続けた彼らがたどり着いた結末は、ほんのりと切なくも彼ららしいと思えました。次回作も期待しています。 …続きを読む
    よっち
    2019年01月10日
    53人がナイス!しています
  • どうでも良いが信条の賭博師と奴隷の少女の物語堂々完結。感無量の最終巻。「え、あ、俺か!」この言葉に吹くと同時に胸が暖かくなった。何故ならこの言葉1つでリーラとのこれまでや、彼女との絆の深さが伝わってき どうでも良いが信条の賭博師と奴隷の少女の物語堂々完結。感無量の最終巻。「え、あ、俺か!」この言葉に吹くと同時に胸が暖かくなった。何故ならこの言葉1つでリーラとのこれまでや、彼女との絆の深さが伝わってきたから。人は変わっていく生き物だ。それはどうでも良いが信条の賭博師も例外ではない。ラザルスという賭博師の変化、仲間たちの存在、リーラとの絆。どれか1つでも欠けてたら絶対にこんなに最高の終わり方を迎える事は出来なかった筈。彼等の未来はここで終わったのではなく、今新たなスタートを迎えたのだ。本当に良い作品だった。 …続きを読む
    まりも
    2019年01月12日
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