- 著者 小林 頼子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044004422
フェルメール 作品と生涯
- 著者 小林 頼子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044004422
全絵画作品をカラーで掲載。魔術的な光と空間の秘密に迫る決定版
17世紀オランダで活躍したフェルメール。宗教画や神話画から転向し、勃興したばかりの市民階級が求める風俗画の制作へと乗り出した画家は、《牛乳を注ぐ女》《真珠の耳飾りの少女》といった名作を手がけていく。現実のようでいて現実でない魔術的な光と空間の描写は、いかにして生まれたのか。全作品をカラーで収録し、その真筆性をめぐる議論とともに、様式論を一冊に凝縮。政治や絵画市場などの背景に迫る補論を付した増補版。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
まえがき
序──フェルメールは、なぜ、かくも愛されるのか
第一章 フェルメールの生涯
第二章 物語画家から風俗画家へ
物語画家としての出発
政治的変化と風俗画家への転向
本格的な風俗画に向けて
風俗画への本格的な取り組み
第三章 洗練、そして完成
一六五〇年代末から六〇年代への変化
洗練の様式──複数の人物のいる構図
洗練の様式──単身像の構図
第四章 模索の始まり
男の居場所
ファン・ミーリス風へ
模索の時代
第五章 都市へ向けられた眼差し
フェルメールの都市景観画
《デルフト眺望》にみる工夫
《小路》はなぜ描かれたのか
新版補論 様式選択の背景
主要参考文献・フェルメール関連読書案内
旧版あとがき
新版あとがき
序──フェルメールは、なぜ、かくも愛されるのか
第一章 フェルメールの生涯
第二章 物語画家から風俗画家へ
物語画家としての出発
政治的変化と風俗画家への転向
本格的な風俗画に向けて
風俗画への本格的な取り組み
第三章 洗練、そして完成
一六五〇年代末から六〇年代への変化
洗練の様式──複数の人物のいる構図
洗練の様式──単身像の構図
第四章 模索の始まり
男の居場所
ファン・ミーリス風へ
模索の時代
第五章 都市へ向けられた眼差し
フェルメールの都市景観画
《デルフト眺望》にみる工夫
《小路》はなぜ描かれたのか
新版補論 様式選択の背景
主要参考文献・フェルメール関連読書案内
旧版あとがき
新版あとがき
「フェルメール 作品と生涯」感想・レビュー
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先日行ったフェルメール展の余韻にひたりつつ。ムック的な解説本は何冊か読んだが、本格的な評論は初めてかもしれない。歴史的背景や画家の暮らしを押さえた上で、テーマや構図、筆遣いなど「絵画」を構成する要素を …続きを読む2018年11月09日30人がナイス!しています
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うんちくは嫌いだけれど、お酒、クラシック、絵画、何でもそうですが、それなりに背景を知らないと楽しめない瞬間って時があります。多分、展覧会をやっている今は、そんな時。先日読んだ本からフェルメール本、2冊 …続きを読む2018年11月18日28人がナイス!しています
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大好きなフェルメール。先月末 フェルメール展に行ってきました。そして しっかり浸ってきました。“光” “空間” “ブルー” 本当に素敵でした。写真集で見るのとは大違い、やはり直接の衝撃は凄い…2018年11月21日16人がナイス!しています