ウソつきの構造 法と道徳のあいだ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年10月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784040822792
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ウソつきの構造 法と道徳のあいだ

  • 著者 中島 義道
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年10月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784040822792

カント研究50年の哲学者が考える人間の本性

これほどのウソがまかり通っているのに、なぜわれわれは子どもに「ウソをついてはいけない」と教え続けるのか。この矛盾こそ、哲学者が引き受けるべき問題なのだ。哲学者の使命としてこの問題に取り組む。 これほどのウソがまかり通っているのに、なぜわれわれは子どもに「ウソをついてはいけない」と教え続けるのか。この矛盾こそ、哲学者が引き受けるべき問題なのだ。哲学者の使命としてこの問題に取り組む。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ウソつきの構造 法と道徳のあいだ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 森友・加計問題といった安倍政権下におけるウソの構造を解き明かすのだと思いきや、自らの朝日カルチャーセンターに対する私怨があふれる新書でした(笑)。長年にわたり、講義時間が2時間だったのに、1時間半でも講 森友・加計問題といった安倍政権下におけるウソの構造を解き明かすのだと思いきや、自らの朝日カルチャーセンターに対する私怨があふれる新書でした(笑)。長年にわたり、講義時間が2時間だったのに、1時間半でも講師料は同じと言うことを聞かされていなかったことに憤慨したという内容。哲学者たる著者はいろいろな本でこの「朝カル事件」を書いてるようだが、これって事件?。 …続きを読む
    おさむ
    2021年12月05日
    33人がナイス!しています
  • こちらも合わせて市の図書館本で読みました。 答えが出ないことを考えるのが哲学者というのはおそらくその通りで、法の支配とその限界と、専門であるカントの考えたことについて、ドストエフスキー も引用しながら書 こちらも合わせて市の図書館本で読みました。 答えが出ないことを考えるのが哲学者というのはおそらくその通りで、法の支配とその限界と、専門であるカントの考えたことについて、ドストエフスキー も引用しながら書かれています。 アベ政権下の数々の不祥事の事例や不条理な事件の具体例、今だったらまた変わるでしょう。日大アメフト部の顛末もお始末極まりありませんでしたし、一般教養科目でとった法学の講義も思い出しました。 基本的人権と近代的な法の体系、必ずしも真実の側に立つものではなく、幸福の側に立つもの、それでも考え続け↓ …続きを読む
    山口透析鉄
    2024年06月22日
    28人がナイス!しています
  • 世界は嘘に塗れている。成人して久しいぼくやあなたにはよく解るだろう。人はみな嘘をつく。日常的に嘘をつく。ぼくorわたしは常に真実だけを口にするなんて宣うのはハッピーになるクスリを常用している奴らだけだ。 世界は嘘に塗れている。成人して久しいぼくやあなたにはよく解るだろう。人はみな嘘をつく。日常的に嘘をつく。ぼくorわたしは常に真実だけを口にするなんて宣うのはハッピーになるクスリを常用している奴らだけだ。なのに何故基本的には「嘘はよくない」としているのか。何故幼いこどもに向けて「正直であれ」などと心にも思っていないことを口にするのか。常に正直に思うことだけを口にするような人間が社会では生きていけないと十二分に承知している筈なのに。本音と建て前。それを使い分けることには罪悪感をもたなければならない。絶対に。 …続きを読む
    テツ
    2019年11月01日
    23人がナイス!しています

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