黒いピラミッド

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年10月31日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041074404

黒いピラミッド

  • 著者 福士 俊哉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年10月31日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041074404

呪われたアンクが死を呼び込む……。ホラー×冒険 エンターテインメント!

第25回日本ホラー小説大賞 大賞受賞作!!
そ の ピ ラ ミ ッ ド を 目 に し た 者 に は 、死 が ――
ホラー×冒険 エンターテインメント!

聖東大学のエジプト研究室で起きた殺人事件。それは、若手講師・二宮智生が犬のマスクを被り研究室に乱入、教授を鉄パイプで撲殺したのち屋上から投身自殺するという陰惨なものだった。
「黒いピラミッドが見える……あのアンクは呪われているんだ……」
二宮の最後の言葉を耳にした同期の日下美羽は、「呪われたアンク」に導かれるようにエジプトの地へ降り立つ。
持ち主が変わるたび、連鎖するように引き起こされた事件は本当にアンクのせいなのか? アンクが発掘された呪われた遺跡とは? 辿り着いた終着の地で、美羽が目にしたのは――。
文句なしの受賞! ホラー大賞最後の受賞作!

【選評より】
綾辻行人……ビジュアルイメージは迫力満点で、次々に起こる惨劇もめっぽう恐ろしい=楽しい。後段は壮大な冒険小説の趣に転ずるが、専門的な知識・情報を随所に織り込みつつも過剰にはならず、全編をスピーディに読ませてしまう。

貴志祐介……最高点を付けた。読み始めるとすぐに引き込まれた。ピラミッドやミイラ、考古学関係のディテールが圧倒的で、特に後半、舞台をエジプトに移してからは一気読みだった。

宮部みゆき……初めて読むのに懐かしく感じる王道の超古代史ホラーで、黒いピラミッドのイメージの恐ろしさも含め、「そうこなくっちゃ!」と膝を打つところがいっぱいでした。
第25回日本ホラー小説大賞 大賞受賞作!!
そ の ピ ラ ミ ッ ド を 目 に し た 者 に は 、死 が ――
ホラー×冒険 エンターテインメント!

聖東大学のエジプト研究室で起きた殺人事件。それは、若手講師・二宮智生が犬のマスクを被り研究室に乱入、教授を鉄パイプで撲殺したのち屋上から投身自殺するという陰惨なものだった。
「黒いピラミッドが見える……あのアンクは呪われているんだ……」
二宮の最後の言葉を耳にした同期の日下美羽は、「呪われたアンク」に導かれるようにエジプトの地へ降り立つ。
持ち主が変わるたび、連鎖するように引き起こされた事件は本当にアンクのせいなのか? アンクが発掘された呪われた遺跡とは? 辿り着いた終着の地で、美羽が目にしたのは――。
文句なしの受賞! ホラー大賞最後の受賞作!

【選評より】
綾辻行人……ビジュアルイメージは迫力満点で、次々に起こる惨劇もめっぽう恐ろしい=楽しい。後段は壮大な冒険小説の趣に転ずるが、専門的な知識・情報を随所に織り込みつつも過剰にはならず、全編をスピーディに読ませてしまう。

貴志祐介……最高点を付けた。読み始めるとすぐに引き込まれた。ピラミッドやミイラ、考古学関係のディテールが圧倒的で、特に後半、舞台をエジプトに移してからは一気読みだった。

宮部みゆき……初めて読むのに懐かしく感じる王道の超古代史ホラーで、黒いピラミッドのイメージの恐ろしさも含め、「そうこなくっちゃ!」と膝を打つところがいっぱいでした。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「黒いピラミッド」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 毎回受賞作を楽しみにしている、日本ホラー小説大賞、今回で残念ながら単体の賞としては最後かつ初めて2作の受賞でした。まずは本書から。エジプト、ピラミッド物は大好きなので、一気読みしました。著者の古代エジ 毎回受賞作を楽しみにしている、日本ホラー小説大賞、今回で残念ながら単体の賞としては最後かつ初めて2作の受賞でした。まずは本書から。エジプト、ピラミッド物は大好きなので、一気読みしました。著者の古代エジプトの知識は豊富かつ正確で安心出来ますが、サハラ砂漠のざらざら感がもう少し欲しかった気がします。来年以降、本賞は横溝正史ミステリ大賞と統合されることになったようです。⇒大変残念。 …続きを読む
    starbro
    2018年11月13日
    238人がナイス!しています
  • 作者はエジプト調査隊に参加された経歴を持ち、エジプト渡航は50回以上、という。なるほど、随所に散りばめられた古代エジプトに関する知識や、エジプトの人々の暮らしの様子は興味深く読めた。ただ、内容は「呪い」の 作者はエジプト調査隊に参加された経歴を持ち、エジプト渡航は50回以上、という。なるほど、随所に散りばめられた古代エジプトに関する知識や、エジプトの人々の暮らしの様子は興味深く読めた。ただ、内容は「呪い」の要素はあるものの、ホラー、というよりはSFがらみの冒険活劇、といった感じか。ホラー大賞はやっぱりぞくぞくっとさせてくれるものを期待しながら読んできたのだが。 …続きを読む
    みっちゃん
    2019年01月15日
    162人がナイス!しています
  • 最後のホラー大賞の大賞受賞作品。エジプトでの女子学生墜落死から始まり、この人が主人公かと思っていた人が次々と死んでいく。これは呪いなのか。アンクの謎を追って舞台が日本からエジプトに移る頃からペースアッ 最後のホラー大賞の大賞受賞作品。エジプトでの女子学生墜落死から始まり、この人が主人公かと思っていた人が次々と死んでいく。これは呪いなのか。アンクの謎を追って舞台が日本からエジプトに移る頃からペースアップし読み手をとらえこむ。そして著者はエジプト研究の専門家らしく古代エジプトや神々など知識や情報をわかりやすくは伝えてくれているので、とても読みやすい。 …続きを読む
    モルク
    2019年04月29日
    106人がナイス!しています

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著者紹介

福士 俊哉(ふくし としや)

1959年岩手県生まれ。映画の脚本家を経て、早稲田大学古代エジプト調査隊に記録班として参加。

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