- 著者 横関 大
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年01月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041074350
いのちの人形
- 著者 横関 大
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年01月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041074350
翻弄される運命、背負わされた宿命。
世田谷で発生した不審死事件。鑑識が到着する前に、厚労省の外郭団体で「ドールズ」と名乗る組織が現れ、現場を警察から横取りしてしまう。感染症の疑いかと思われたが、彼らの行動を不審に感じた警視庁捜査一課の川村直樹は、事件後に知り合ったサイバー犯罪捜査官の高倉竜生と捜査を始める。次第に明らかになったのは、政府が28年前から隠してきた一級の国家機密だった……。巨大な運命の渦に巻き込まれた人間たちの、〈いのち〉を巡る物語が動きだす!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「いのちの人形」感想・レビュー
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横関 大は、新作中心に読んでいる作家です。ノンストップ・クローン・ミステリ、ご都合主義的な所はありますが、愉しめました。クローン技術を臓器移植等に上手く活用できないのでしょうか?意外と技術も倫理も進歩 …続きを読む2019年03月19日288人がナイス!しています
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横関さんの新作は、これまでの作風と一変…ユーモアを排除したSFサスペンスだった。日本において28年前に人間のクローンが誕生していた設定で繰り広げられる連続殺人事件は、謎解きミステリとしては弱いがスピーディ …続きを読む2019年03月09日238人がナイス!しています
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子は親を選べないが、その究極の形がドールズ管理下のクローンだろう。無責任に産み棄てられたのなら開き直れるが、一生を秘密裏に管理され自由な人生も許されないのを知らずに終わる「命ある人形」なのだから。名誉 …続きを読む2021年10月12日194人がナイス!しています