アフリカの爆弾

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041073957
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アフリカの爆弾

  • 著者 筒井 康隆
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041073957

争いが争いを呼ぶ狂騒の世界を、黒い笑いで包み込んだ傑作短篇集。

妻の様子がおかしい。息子もスパイ組織に入れられてしまった。それぞれが違う組織のスパイとわかった家族の末路は(「台所にいたスパイ」)。とあるアフリカの新興国。5ギガトンの核弾頭を買うことになってしまった日本人サラリーマンは……(「アフリカの爆弾」)。ほか、「脱出」「露出性文明」「メンズ・マガジン一九七七」「月へ飛ぶ思い」「活性アポロイド」「東京諜報地図」「ヒストレスヴィラからの脱出」「環状線」「窓の外の戦争」「寒い星から帰ってこないスパイ」の12編を収録。
妻の様子がおかしい。息子もスパイ組織に入れられてしまった。それぞれが違う組織のスパイとわかった家族の末路は(「台所にいたスパイ」)。とあるアフリカの新興国。5ギガトンの核弾頭を買うことになってしまった日本人サラリーマンは……(「アフリカの爆弾」)。ほか、「脱出」「露出性文明」「メンズ・マガジン一九七七」「月へ飛ぶ思い」「活性アポロイド」「東京諜報地図」「ヒストレスヴィラからの脱出」「環状線」「窓の外の戦争」「寒い星から帰ってこないスパイ」の12編を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「アフリカの爆弾」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初版が昭和46年。当時の日本は高度成長の真っ只中、一方では学生運動や過激派による事件も多発、ベトナム戦争は終わっていなかった時代。そんな頃に書かれた短編集。高校から成人になってからも著者の本は読み続け 初版が昭和46年。当時の日本は高度成長の真っ只中、一方では学生運動や過激派による事件も多発、ベトナム戦争は終わっていなかった時代。そんな頃に書かれた短編集。高校から成人になってからも著者の本は読み続けた。それまでのSFが宇宙や未来について書かれたものが多かったが、こちらはドタバタ、ホラー、ブラックユーモアに溢れていた。現代では、コンプライアンスで書けないような差別、皮肉、パロディなど。今なら出版できるかどうか。ただ面白半分ではなく、物事の本質について描いていたのだと思う。50年経っても古くささを感じない。 …続きを読む
    kinkin
    2024年09月08日
    67人がナイス!しています
  • 今ひとつ、意味が分からなかった… 今ひとつ、意味が分からなかった…
    Ryan
    2023年11月26日
    1人がナイス!しています
  • 東京諜報地図。誰も彼もスパイ・・・でも、すぐ傍にいる人がどんな人なのかを知らないのは、紛れもない私達の現実。 東京諜報地図。誰も彼もスパイ・・・でも、すぐ傍にいる人がどんな人なのかを知らないのは、紛れもない私達の現実。
    たこ
    2020年01月31日
    1人がナイス!しています

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