- 著者 令丈 ヒロ子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 232
- ISBN:
- 9784041073902
手をつないだまま さくらんぼの館で
- 著者 令丈 ヒロ子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 232
- ISBN:
- 9784041073902
「若おか!」の著者による感動の傑作! 大切な人の喪失、愛と希望の物語
ぼくらは、壊れても手をつないだままだった。
あのとき、手をはなしてさえいれば――。
大学生で作家のぼくは、入院した遠縁のおばあさんの家……白い桜の木がある、アニメに出てきそうな洋館・「白桜館」の管理を任された。そこにりりなと称する謎の多い10歳の女の子が現れ、彼女の世話をすることに。わがままなりりなの世話と執筆に追われつつも、いままで感じたことのない満たされた毎日を送る僕。しかし、あたたかい二人の日々は唐突に終わった。それがお別れになるとは知らず、二人が向かった先とは?りりなの本当のすがたは? 愛する人の喪失、自分自身の喪失、絶望の淵に落ちても、それでも生きていこうと思えたのは、亡き彼女からの贈り物だった。
あのとき、手をはなしてさえいれば――。
大学生で作家のぼくは、入院した遠縁のおばあさんの家……白い桜の木がある、アニメに出てきそうな洋館・「白桜館」の管理を任された。そこにりりなと称する謎の多い10歳の女の子が現れ、彼女の世話をすることに。わがままなりりなの世話と執筆に追われつつも、いままで感じたことのない満たされた毎日を送る僕。しかし、あたたかい二人の日々は唐突に終わった。それがお別れになるとは知らず、二人が向かった先とは?りりなの本当のすがたは? 愛する人の喪失、自分自身の喪失、絶望の淵に落ちても、それでも生きていこうと思えたのは、亡き彼女からの贈り物だった。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「手をつないだまま さくらんぼの館で」感想・レビュー
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読み始めはりりなの自分勝手にイラッとしたり、子どもっぽいやり取りに「YAだったかな?」と思ったりしたけれどなかなかの仕掛けのある物語だった。大学生のぼくは軽い読み物を書く作家。遠縁のおばあさんの家に管理 …続きを読む2019年08月10日75人がナイス!しています
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優しく切ない物語。この小説の感想をネタバレなしで書くのは難しいですね笑。柔らかな雰囲気で進んでいく物語。でも…。途中からは予想もしなかった展開に驚きました。なんとなく感じていた違和感はこのせいか…。後半 …続きを読む2018年11月20日73人がナイス!しています
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遠縁のおばあさんが入院中、家の管理を任された颯太。白桜館と呼ばれるその家に突然、りりなと呼ばれる少女がやって来た。りりなのわがままに振り回され戸惑う颯太だったが、次第に心を通わせていく。可愛らしい装丁 …続きを読む2019年01月28日68人がナイス!しています