- 著者 エミール・ギメ
- 訳 岡村 嘉子
- 解説 尾本 圭子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年04月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784044004286
明治日本散策 東京・日光
- 著者 エミール・ギメ
- 訳 岡村 嘉子
- 解説 尾本 圭子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年04月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784044004286
新訳と挿画140点でよみがえる、フランス人実業家の明治9年の日本紀行
明治9年、宗教と文化への関心から来日したフランスの実業家ギメ。憧れの地を人力車で駆け巡り、近代日本の目覚めを体感するとともに、消えゆく江戸の面影に愛惜を募らせてゆく。茶屋娘との心の交流、浅草や不忍池に伝わる奇譚、料亭の宴、博学な僧侶との出会い、そして謎の絵師・河鍋暁斎との対面――。のちに東洋学の拠点となる美術館の創始者が軽妙な筆致で綴った紀行を新訳。詳細な解説、同行画家レガメの挿画を収録する。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
■ まえがき (尾本圭子)
■ 明治日本散策 東京・日光
品川
上野
浅草
芝
文化と芸術
日光
■ 解説 (尾本圭子)
■ 訳者あとがき (岡村嘉子)
「明治日本散策 東京・日光」感想・レビュー
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ギメの熱意が素晴らしい。文献などで来日前に勉強はしてきたようだが、ギメはあくまで自分の目で見、聞き、確かめようとする。初めて箸を使う場面は日本人には滑稽だが、彼は真剣。日本の食べ物もチャレンジ。ギメが …続きを読む2019年05月08日34人がナイス!しています
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明治9年に来日したフランス人エミール・ギメの文章に同行したフェリックス・レガメの挿絵を添えた日本探訪記。彼らが訪れたのは浅草や芝など都内の名所と日光。ギメの文章はフランス人向けなので、日本の歴史や文化 …続きを読む2022年01月05日23人がナイス!しています
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日本の事象を、ヨーロッパの尺度、価値観で計るのではなく、日本の固有性を尊重し、しかも西洋文明を必ずしもよしとしないのも、著者の基本的な態度で、横浜到着翌日に目にした光景は、明け放たれた家屋のむき出しの …続きを読む2021年03月15日16人がナイス!しています