鹿の王 2

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年02月15日
判型:
新書判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784046318343
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鹿の王 2

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年02月15日
判型:
新書判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784046318343

伝説の病「黒狼熱」がひろがるなか、ユナがさらわれてしまい!?

アカファ王と王幡候のもとで行われた鷹狩りの場に、
ふしぎな黒い犬があらわれ、人々をおそってきた。
かまれた人たちは、古オタワル王国を滅ぼしたという
伝説の病「黒狼熱(ミッツアル)」にかかってしまう。
ホッサルは治療のため、薬を注射しようとするが
東乎瑠(ツオル)の人々は、それをいやがっていて!?
一方、〈濡れ羽〉を持つ使者のことばに従い、
〈ヨミダの森〉にむかったヴァンだったが、
そこでユナがさらわれてしまって!?

本屋大賞を受賞した名作、第二弾!
アカファ王と王幡候のもとで行われた鷹狩りの場に、
ふしぎな黒い犬があらわれ、人々をおそってきた。
かまれた人たちは、古オタワル王国を滅ぼしたという
伝説の病「黒狼熱(ミッツアル)」にかかってしまう。
ホッサルは治療のため、薬を注射しようとするが
東乎瑠(ツオル)の人々は、それをいやがっていて!?
一方、〈濡れ羽〉を持つ使者のことばに従い、
〈ヨミダの森〉にむかったヴァンだったが、
そこでユナがさらわれてしまって!?

本屋大賞を受賞した名作、第二弾!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「鹿の王 2」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 元々上下巻だったものを4巻に分けて、この第2巻は起承転結の「承」にあたるのでしょう。黒狼熱という疫病が王族までを襲う事態に。病の真相を追う医師ホッサルの活躍と、病から生き残った故にヴァンとユナに現れる何 元々上下巻だったものを4巻に分けて、この第2巻は起承転結の「承」にあたるのでしょう。黒狼熱という疫病が王族までを襲う事態に。病の真相を追う医師ホッサルの活躍と、病から生き残った故にヴァンとユナに現れる何やら得体の知れぬ世界との繋がり。ホッサル側の科学的な視点と、ヴァンが出くわす幻想的な場面が対比的で面白いです。登場人物が多くてこんがらがりますが、とにかく先を読みたくて仕方ない物語です。 …続きを読む
    kayo
    2021年07月31日
    29人がナイス!しています
  • いろいろと話が進んでいく。話は穏やかだ。嵐の前のと言うやつなのか。黒狼熱は伝染病なのか、呪いか? 現代なら耐性で済む話なんだけど知らないと呪いと思えてもしょうがない。ホッサルはそれらを科学へと移行させ いろいろと話が進んでいく。話は穏やかだ。嵐の前のと言うやつなのか。黒狼熱は伝染病なのか、呪いか? 現代なら耐性で済む話なんだけど知らないと呪いと思えてもしょうがない。ホッサルはそれらを科学へと移行させていく人。科学史の1ページを見てるみたいでおもしろい。逆にヴァンの話は牧歌的で不可思議なマジナイの世界。二人を主人公にしたのは原始的な科学と、牧歌的でスピリチュアルの2つの世界を同じ土台で書きたかったからかな。どこかスピリチュアルはアイヌ的な感覚は好きだな。このふたりの向かう所がどこなのか、楽しみだ。 …続きを読む
    なつきネコ@中の人だよ!
    2023年09月16日
    27人がナイス!しています
  • 他国を征服し、国土を広げるたび、貧しい農民を新たな辺境へ入植させる。強国は自国の生活様式を持ち込み、植生や家畜までも変えてゆく。やがて征服民と交わり、その土地を完全に掌握する…武器をもたない尖兵。人類 他国を征服し、国土を広げるたび、貧しい農民を新たな辺境へ入植させる。強国は自国の生活様式を持ち込み、植生や家畜までも変えてゆく。やがて征服民と交わり、その土地を完全に掌握する…武器をもたない尖兵。人類史をファンタジーでなぞる壮大なスケール!そして感慨深いのは医療倫理の対立。命あるものはみな、いずれ必ず死ぬ。大切なのは与えられた命をいかに生きるかであって、長短ではない、という祭医師。宗教的禁忌も恐れず、治療薬の開発に精魂を傾けるオタワルの医師たち。高度に医学を発達させた隠された背景に驚かされます …続きを読む
    アオイトリ
    2024年05月07日
    23人がナイス!しています

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