奇奇奇譚編集部 怪鳥の丘

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041073193
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奇奇奇譚編集部 怪鳥の丘

  • 著者 木犀 あこ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041073193

熊野のデビュー作に隠された謎が明らかに!

連載が佳境を迎え、熊野は最終話を書きあぐねていた。スランプを脱出すべく善知鳥と行った取材先で不思議な声が聞こえるように。やがてある記憶がよみがえった熊野は、善知鳥の前から姿を消す――。 連載が佳境を迎え、熊野は最終話を書きあぐねていた。スランプを脱出すべく善知鳥と行った取材先で不思議な声が聞こえるように。やがてある記憶がよみがえった熊野は、善知鳥の前から姿を消す――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「奇奇奇譚編集部 怪鳥の丘」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2017年日本ホラー小説大賞優秀賞作品、シリーズ第3弾にして完結編です。2話目が不気味というか怖かったー!お話としては切ないんですが。1巻通して熊野と善知鳥が出会うきっかけになった熊野の投稿作品「怪鳥の丘」 2017年日本ホラー小説大賞優秀賞作品、シリーズ第3弾にして完結編です。2話目が不気味というか怖かったー!お話としては切ないんですが。1巻通して熊野と善知鳥が出会うきっかけになった熊野の投稿作品「怪鳥の丘」に通ずる話になっており、最終話でその秘密が明かされます。1巻目から善知鳥が好きですが(ツンデレなところもビジュアルも。笑)ますます好きになりました( ´ ▽ ` )絆が深まって嬉しい!これで熊野のことは知れたけど、善知鳥についてはベールに包まれている部分も多いので外伝で善知鳥スペシャルとか出して欲しい …続きを読む
    あっか
    2019年01月31日
    76人がナイス!しています
  • 小気味良くシリーズ完結。“見えてしまう”作家・熊野と、その才能に魅せられた辣腕編集者・善知鳥の物語の終着点。“不死”というキーワードが徐々に変幻していく過程が物語を通じて昇華していく感覚は素晴らしい。何故 小気味良くシリーズ完結。“見えてしまう”作家・熊野と、その才能に魅せられた辣腕編集者・善知鳥の物語の終着点。“不死”というキーワードが徐々に変幻していく過程が物語を通じて昇華していく感覚は素晴らしい。何故、怪鳥の霊が熊野を追い続けてきたのか、持ち得ない記憶を蘇らせながら独りで立ち向かう決意をした臆病な熊野。ホラーとしての空気も尻上がりに上昇、独特な恐怖表現も面白かった。何より(若干の既視感はあるが)善知鳥と熊野のキャラクターが立っていたのが良い。善知鳥の過去はお座なりになったが。続編(外伝?)を期待か? …続きを読む
    眠る山猫屋
    2021年11月06日
    58人がナイス!しています
  • 相変わらずワチャワチャと怖がってはいるがこれは主人公の成長の物語でもあるのだろう?そして作者とどうやら作中作者は究極の怖いものを探しているらしいが…受賞作で視点を変えた霊の解釈を披露した作者は、その習 相変わらずワチャワチャと怖がってはいるがこれは主人公の成長の物語でもあるのだろう?そして作者とどうやら作中作者は究極の怖いものを探しているらしいが…受賞作で視点を変えた霊の解釈を披露した作者は、その習いで今回も新たな切り口のスケールを大きく捉えた霊の在り方を提示するのだが、その内省的な語り口の解説めいた独白に彼が感じ取った恐怖は逆に共感を拒んでいるように思えてならない。恐怖は理屈ではなく、恐怖はただ恐怖として心を蝕むもので、その分析の試みは却って人を恐怖から遠ざけるのかもしれない。 …続きを読む
    sin
    2023年05月04日
    54人がナイス!しています

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