- 訳・解説 大角 修
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784044004200
全文現代語訳 浄土三部経
- 訳・解説 大角 修
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784044004200
一冊で浄土三部経のすべてが読めて、学べて、わかる決定版。
釈迦如来が説いた聖典として、浄土経典のなかでもとくに重要視され、法要等でもよく読まれる「浄土三部経」(仏説無量寿経、仏説阿弥陀経、仏説観無量寿経)。
日本の仏教文化に深く浸透しているその重要経典全文を現代語訳。祭事における経典のリズムを重視しつつ、繰り返しの多い言葉の列挙などを詩歌の文体にならって改行を多く加え、章題や小見出しを挿入して経文に区切りを付して読みやすく整理する。「日本の浄土教と文化」にまつわる秀逸なコラムも収録。
日本の仏教文化に深く浸透しているその重要経典全文を現代語訳。祭事における経典のリズムを重視しつつ、繰り返しの多い言葉の列挙などを詩歌の文体にならって改行を多く加え、章題や小見出しを挿入して経文に区切りを付して読みやすく整理する。「日本の浄土教と文化」にまつわる秀逸なコラムも収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はじめに くりかえされる言葉
本書の構成
第一部 阿弥陀経 極楽の荘厳
西方十万億土の彼方に
倶会一処の極楽世界
十方諸仏の礼讃
第二部 観無量寿経 阿弥陀仏と観音・勢至の観法
王舎城の悲劇
極楽の荘厳を思念せよ 第一観~第六観
阿弥陀仏と観音・勢至菩薩の姿 第七観~第十三観
あらゆる人の救い 第十四観~第十六観
人びとの中へ
悪人の救い
第三部 無量寿経【巻上】阿弥陀仏の四十八の本願
山上の会衆
四十八の本願の由来
阿弥陀仏と極楽国土
国土の光風
第四部 無量寿経【巻下】菩薩の戒めと励まし
彼の国へ
世の灯火
世の憂い
五つの悪
霊鷲山の集会にて
不退の菩薩たち
[日本の浄土教と文化]
1.胸底に残る言葉……斎藤茂吉の赤光
2.阿弥陀堂と浄土庭園
3.祇園精舎の鐘の声
4.当麻曼荼羅と中将姫の物語
5.彼岸会の由来
6.九品仏と藤原道長の往生
7.妙好人
8.『方丈記』の不請の阿弥陀仏
9.『平家物語』の十念往生
10.『曾根崎心中』の女人往生
11.阿弥陀仏の十二光
12.月影の阿弥陀仏
13.末法万年の弥陀一教
14.末法の本覚法門と悪人正機
15.還相回向
16.現世安穏・後世善処
17.世直しの弥勒菩薩
18.極楽浄土の歌
浄土教の小事典
浄土経典の成立と広まり
浄土教の先師
日本の浄土教の歴史
1 飛鳥・奈良時代
2 平安時代
3 鎌倉・室町時代
4 江戸時代以後
おわりに 極楽浄土を信じられるか
参考・引用文献
索引
本書の構成
第一部 阿弥陀経 極楽の荘厳
西方十万億土の彼方に
倶会一処の極楽世界
十方諸仏の礼讃
第二部 観無量寿経 阿弥陀仏と観音・勢至の観法
王舎城の悲劇
極楽の荘厳を思念せよ 第一観~第六観
阿弥陀仏と観音・勢至菩薩の姿 第七観~第十三観
あらゆる人の救い 第十四観~第十六観
人びとの中へ
悪人の救い
第三部 無量寿経【巻上】阿弥陀仏の四十八の本願
山上の会衆
四十八の本願の由来
阿弥陀仏と極楽国土
国土の光風
第四部 無量寿経【巻下】菩薩の戒めと励まし
彼の国へ
世の灯火
世の憂い
五つの悪
霊鷲山の集会にて
不退の菩薩たち
[日本の浄土教と文化]
1.胸底に残る言葉……斎藤茂吉の赤光
2.阿弥陀堂と浄土庭園
3.祇園精舎の鐘の声
4.当麻曼荼羅と中将姫の物語
5.彼岸会の由来
6.九品仏と藤原道長の往生
7.妙好人
8.『方丈記』の不請の阿弥陀仏
9.『平家物語』の十念往生
10.『曾根崎心中』の女人往生
11.阿弥陀仏の十二光
12.月影の阿弥陀仏
13.末法万年の弥陀一教
14.末法の本覚法門と悪人正機
15.還相回向
16.現世安穏・後世善処
17.世直しの弥勒菩薩
18.極楽浄土の歌
浄土教の小事典
浄土経典の成立と広まり
浄土教の先師
日本の浄土教の歴史
1 飛鳥・奈良時代
2 平安時代
3 鎌倉・室町時代
4 江戸時代以後
おわりに 極楽浄土を信じられるか
参考・引用文献
索引
「全文現代語訳 浄土三部経」感想・レビュー
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現代語訳を謳っていますが、経文の重要語の解説を訳文に組み込むなどしてあります。巻末には浄土教に関する小事典があり、経典の翻訳本というより浄土教の入門本と言った方が良いかもしれません。純粋な逐語訳を望む …続きを読む2019年08月05日21人がナイス!しています
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阿弥陀仏は四十八の請願を立て、念仏を唱えるならどんな人でも極楽往生できるようにした。よって罪を悔い改め、念仏を唱えなさい。そんなことが書かれた、他力門の浄土宗・浄土真宗の経典です。コンパクトに重要な部 …続きを読む2023年04月19日14人がナイス!しています
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三つの経典の現代訳の他、浄土教信仰史、文化面の解説が充実している。昔の人々が生と死、魂の行方をどうとらえ、生活や思考に反映させてきたか。現代につながるものとしてみると、無縁と思えた経典も身近に感じる。 …続きを読む2024年08月11日6人がナイス!しています