巡礼ビジネス ポップカルチャーが観光資産になる時代

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年12月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
304
ISBN:
9784040822594
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巡礼ビジネス ポップカルチャーが観光資産になる時代

  • 著者 岡本 健
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年12月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
304
ISBN:
9784040822594

アニメ産業2兆円突破!急拡大する「聖地巡礼」という消費行動に迫る。

どうしたら「大切な場所」を作ることができるのか? 市場拡大するアニメ産業から派生した「聖地巡礼」という消費活動。「過度な商業化による弊害」事例も含め、文化と産業とが融合したケースを数多く紹介する。


【目次】
はじめに
世界的に増加する観光客/インバウンドの衝撃と憂鬱/2兆円を超えたアニメ市場/文化と産業が交錯する「聖地」巡礼/観光「資産」としてのポップカルチャー ほか

第1章 アニメ聖地巡礼
アニメ聖地巡礼とインターネットの普及/アニメ聖地巡礼の実態/情報を創造、発信する旅行者/ボトムアップ的なコンテンツツーリズムへの展開/コンテンツツーリズムと観光政策 ほか

第2章 コンテンツツーリズムへの展開
点を面に展開する/ホスピタリティとおもてなし/コンテンツをきっかけに地域資源の良さを伝える/伝統創造の源泉となるコンテンツ

第3章 観光資源を生む「創造性」
観光は「差異」を売る産業/差異を生む「創造性」/社会の変化によって価値が生じる/旅行者が発揮する創造性/創造的な景観の評価と活用 ほか

第4章 現実、情報、虚構空間への巡礼
リアル「脱出」ゲーム/位置情報ゲームと地域の表象/コミュニティ・オブ・インタレストと地域の出会い ほか
 
第5章 観光「資産」化への道
コンテンツで既存施設への新規顧客の集客/コンテクストそのものを利用する/地域資源への感性的アクセスを考える/アーカイブとデータベースの重要性/ポップカルチャーの政策と活用 ほか

第6章 巡礼ビジネスに必要なこと
巡礼ビジネスを始めるヒント/情報発信のプラットフォーム/知的財産と創造性教育の充実/先行する事例や研究を調べる/巡礼ビジネスのふ化器を作り上げる

対談 村山慶輔 × 岡本健
参考文献
どうしたら「大切な場所」を作ることができるのか? 市場拡大するアニメ産業から派生した「聖地巡礼」という消費活動。「過度な商業化による弊害」事例も含め、文化と産業とが融合したケースを数多く紹介する。


【目次】
はじめに
世界的に増加する観光客/インバウンドの衝撃と憂鬱/2兆円を超えたアニメ市場/文化と産業が交錯する「聖地」巡礼/観光「資産」としてのポップカルチャー ほか

第1章 アニメ聖地巡礼
アニメ聖地巡礼とインターネットの普及/アニメ聖地巡礼の実態/情報を創造、発信する旅行者/ボトムアップ的なコンテンツツーリズムへの展開/コンテンツツーリズムと観光政策 ほか

第2章 コンテンツツーリズムへの展開
点を面に展開する/ホスピタリティとおもてなし/コンテンツをきっかけに地域資源の良さを伝える/伝統創造の源泉となるコンテンツ

第3章 観光資源を生む「創造性」
観光は「差異」を売る産業/差異を生む「創造性」/社会の変化によって価値が生じる/旅行者が発揮する創造性/創造的な景観の評価と活用 ほか

第4章 現実、情報、虚構空間への巡礼
リアル「脱出」ゲーム/位置情報ゲームと地域の表象/コミュニティ・オブ・インタレストと地域の出会い ほか
 
第5章 観光「資産」化への道
コンテンツで既存施設への新規顧客の集客/コンテクストそのものを利用する/地域資源への感性的アクセスを考える/アーカイブとデータベースの重要性/ポップカルチャーの政策と活用 ほか

第6章 巡礼ビジネスに必要なこと
巡礼ビジネスを始めるヒント/情報発信のプラットフォーム/知的財産と創造性教育の充実/先行する事例や研究を調べる/巡礼ビジネスのふ化器を作り上げる

対談 村山慶輔 × 岡本健
参考文献

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに

世界的に増加する観光客/インバウンドの衝撃と憂鬱/2兆円を超えたアニメ市場/文化と産業が交錯する「聖地」巡礼/観光「資産」としてのポップカルチャー/観光研究者が語る意義


第1章 アニメ聖地巡礼

アニメ聖地巡礼とインターネットの普及/アニメ聖地巡礼の実態/情報を創造、発信する旅行者/ボトムアップ的なコンテンツツーリズムへの展開/コンテンツツーリズムと観光政策/コンテンツツーリズムが注目されるわけ


第2章 コンテンツツーリズムへの展開

点を面に展開する/ホスピタリティとおもてなし/コンテンツをきっかけに地域資源の良さを伝える/伝統創造の源泉となるコンテンツ


第3章 観光資源を生む「創造性」

観光は「差異」を売る産業/差異を生む「創造性」/社会の変化によって価値が生じる/旅行者が発揮する創造性/創造的な景観の評価と活用/創造性を作り出すにはどうすれば良いのか/「創造的なもの」は人に知らせたくなる


第4章 現実、情報、虚構空間への巡礼

リアル「脱出」ゲーム/位置情報ゲームと地域の表象/コミュニティ・オブ・インタレストと地域の出会い/移動しない観光、旅するアバター
 

第5章 観光「資産」化への道

コンテンツで既存施設への新規顧客の集客/様々なコンテンツ源同士を組み合わせてコンテンツ化する/コンテンツとコンテクスト/コンテクストそのものを利用する/地域資源への感性的アクセスを考える/「遊び方」を創り出すアクター/アーカイブとデータベースの重要性/ポップカルチャーの政策と活用


第6章 巡礼ビジネスに必要なこと

巡礼ビジネスを始めるヒント/情報発信のプラットフォーム/知的財産と創造性教育の充実/先行する事例や研究を調べる/巡礼ビジネスのふ化器を作り上げる


対談 村山慶輔 × 岡本健
参考文献

「巡礼ビジネス ポップカルチャーが観光資産になる時代」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • あちらこちらで、いろいろ工夫しているんですね。観光産業は創造性が求められるものだということが、実例から感じられました。 あちらこちらで、いろいろ工夫しているんですね。観光産業は創造性が求められるものだということが、実例から感じられました。
    Porco
    2019年02月23日
    19人がナイス!しています
  • 著者は観光学の専門家。アニメの聖地巡礼の事例を取り上げて、ビジネス化する方法をまとめている。自分も、ゴールデンカムイ、あの花、氷菓といった作品の「聖地」に行ったので興味深い内容だった。本書でも書かれて 著者は観光学の専門家。アニメの聖地巡礼の事例を取り上げて、ビジネス化する方法をまとめている。自分も、ゴールデンカムイ、あの花、氷菓といった作品の「聖地」に行ったので興味深い内容だった。本書でも書かれている通り、聖地巡礼のさきがけとなった作品が、埼玉県鷲宮神社を舞台とする「らき☆すた」だ。グッズを販売する方法に工夫があり、観光資源がない土地に人と金が集まるようになった。ただ、あまりに聖地巡礼を利用した金儲けの匂いがすると、消費者も冷めてしまう。あくまでも作品の世界観を壊さないような宣伝が必要だ。 …続きを読む
    りょう
    2024年09月24日
    13人がナイス!しています
  • コンテンツビジネスの一環としてのコンテンツツーリズムはディズニーランドに見られるように目新しさはなく、消費者主導型の「聖地巡礼」は新しい現象だけど地域が食えるほど儲けようとすると醒めるものです。「ビジ コンテンツビジネスの一環としてのコンテンツツーリズムはディズニーランドに見られるように目新しさはなく、消費者主導型の「聖地巡礼」は新しい現象だけど地域が食えるほど儲けようとすると醒めるものです。「ビジネス」を強調すると取り立てて新しくないし、「巡礼」を強調すると儲かるとは言い難い。巡礼ビジネスなる表現がすでに詰んでいる気がします。個人的にはどちらかに割り切ってしまったほうがよいと思うのですが、どちらにしてもこの手の研究は過剰に新しさを強調して、既存の蓄積に対する置づけが欠落している気がするのです。 …続きを読む
    富士さん
    2019年03月31日
    4人がナイス!しています

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