- 著者 大木 毅
- 定価: 990円 (本体900円+税)
- 発売日:
- 2019年03月09日
- 判型:
- 新書判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784040822556
「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨
- 著者 大木 毅
- 定価: 990円 (本体900円+税)
- 発売日:
- 2019年03月09日
- 判型:
- 新書判
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784040822556
第二次世界大戦を動かした男の虚像と実像を暴く。俗説を打破する決定版!
ヒトラーの忠実なる“軍人”か、誠実なる“反逆者”か。第二次世界大戦を動かした男の虚像と実像を暴く。
…続きを読む
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序 章 死せる狐
第一章 ロンメル評価の変化
英雄「演出」/偶像破壊/進む再評価
第二章 「アウトサイダー」ロンメル
プロイセンの出自にあらず/数学者の息子/傍流から入る/「連隊付の立派な将校」/中産階級の恋愛
第三章 第一次世界大戦のロンメル
ロンメル出陣す/初陣/頭角を現す/一級鉄十字章を得る/山岳大隊へ/山岳機動戦/コスナ山の戦闘/イゾンツォ戦線における攻勢/マタユール山の戦功/誇張された栄光か?
第四章 ナチスの時代へ
革命勢力の鎮圧/ライヒスヴェーア将校/「万年大尉」/進級を乞う/初めてヒトラーに接する/『歩兵は攻撃する』/総統護衛隊長
第五章 幽霊師団
ポーランドをゆく/マンシュタイン・プラン/第七装甲師団/ムーズ川渡河/停止せず/重戦車と対決する/西方戦役の終幕/毀誉褒貶
第六章 ドイツ・アフリカ軍団
総統指令第二二号/砂漠に向かうロンメル/いっさいを取り戻す/キレナイカ反攻/第一次トブルク攻撃
第七章 熱砂の機動戦
高まるロンメル批判/「簡潔」と「戦斧」/装甲兵大将/攻勢を急ぐロンメル/「クルセーダー」作戦/死者慰霊日の戦車戦/「金網柵への突進」
第八章 エル・アラメインへ
振り出しに戻る/躍進する狐/「テセウス」作戦/魔女の大釜/トブルク陥落/限界に達したアフリカ装甲軍/補給は来なかったのか?
第九章 アフリカの落日
病に襲われたロンメル/挫折と帰国/勝利か死か/苦悩するロンメル/ヒトラーとの対決/二元指揮/アフリカの幕は下りた
第一〇章 イタリアの幕間劇
ロンメル特別幕僚部/「アーラリヒ」と「枢軸」/「苛酷な取り扱いを受ける」
第一一章 いちばん長い日
大西洋の壁/装甲部隊論争/どこに上陸するのか?/「私はどうかしていた」/重傷を負ったロンメル/ロンメルは知っていた
終章 ロンメルとは誰だったのか
あとがき
主要参考文献
第一章 ロンメル評価の変化
英雄「演出」/偶像破壊/進む再評価
第二章 「アウトサイダー」ロンメル
プロイセンの出自にあらず/数学者の息子/傍流から入る/「連隊付の立派な将校」/中産階級の恋愛
第三章 第一次世界大戦のロンメル
ロンメル出陣す/初陣/頭角を現す/一級鉄十字章を得る/山岳大隊へ/山岳機動戦/コスナ山の戦闘/イゾンツォ戦線における攻勢/マタユール山の戦功/誇張された栄光か?
第四章 ナチスの時代へ
革命勢力の鎮圧/ライヒスヴェーア将校/「万年大尉」/進級を乞う/初めてヒトラーに接する/『歩兵は攻撃する』/総統護衛隊長
第五章 幽霊師団
ポーランドをゆく/マンシュタイン・プラン/第七装甲師団/ムーズ川渡河/停止せず/重戦車と対決する/西方戦役の終幕/毀誉褒貶
第六章 ドイツ・アフリカ軍団
総統指令第二二号/砂漠に向かうロンメル/いっさいを取り戻す/キレナイカ反攻/第一次トブルク攻撃
第七章 熱砂の機動戦
高まるロンメル批判/「簡潔」と「戦斧」/装甲兵大将/攻勢を急ぐロンメル/「クルセーダー」作戦/死者慰霊日の戦車戦/「金網柵への突進」
第八章 エル・アラメインへ
振り出しに戻る/躍進する狐/「テセウス」作戦/魔女の大釜/トブルク陥落/限界に達したアフリカ装甲軍/補給は来なかったのか?
第九章 アフリカの落日
病に襲われたロンメル/挫折と帰国/勝利か死か/苦悩するロンメル/ヒトラーとの対決/二元指揮/アフリカの幕は下りた
第一〇章 イタリアの幕間劇
ロンメル特別幕僚部/「アーラリヒ」と「枢軸」/「苛酷な取り扱いを受ける」
第一一章 いちばん長い日
大西洋の壁/装甲部隊論争/どこに上陸するのか?/「私はどうかしていた」/重傷を負ったロンメル/ロンメルは知っていた
終章 ロンメルとは誰だったのか
あとがき
主要参考文献
トピックス
「「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨」感想・レビュー
-
WWⅡの独軍で最も有名な軍人ロンメルの評伝。師団長までならば優秀と評価されながらも非主流派だった故、高等戦略を学ぶ機会もなく、実績と過剰なほどの自己アピール・ヒトラーの後押しによりアフリカ軍団長を拝命し …続きを読む2019年10月18日83人がナイス!しています
-
エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル アフリカで活躍したので、非人道的な行いにはまみれず。 再評価の書。 北方水滸伝の合間に読んだので、気が付くとドイツ軍が中国の衣装に脳内変換。 こないだ読ん …続きを読む2021年12月01日77人がナイス!しています
-
軍事史家の手による新しいロンメル評伝だが、今まで自分の考えてきたイメージと大きな違いはなかった。著者が言うように、かつては「軍事の天才」的な過大な評価があったが、元帥にありながら統帥の中枢での仕事がな …続きを読む2019年06月23日50人がナイス!しています