- 定価: 2,027円
- 発売日:
- 2024年12月04日
- 判型:
- A5判
- ページ数:
- 424
- ISBN:
- 9784041072677
- 定価: 2,027円
- 発売日:
- 2024年12月04日
- 判型:
- A5判
- ページ数:
- 424
- ISBN:
- 9784041072677
「平成怪談」大特集&京極夏彦「今昔百鬼拾遺 河童」完結!
本誌『幽』も、2004年の創刊から、今回で30号を数えることになりました。思い返せば30年前の平成
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※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
◆特集「平成怪談、総括!」
【巻頭グラビア】冨安由真インスタレーション 「くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams」より
【復刻】「牛の首」 小松左京
【日本怪談紀行】「牛の首」伝承の湖へ――山梨「四尾連湖」探訪記 東雅夫
【怪談巡礼印象記】比類無き霊場、富士 加門七海
【対談】綾辻行人×有栖川有栖 怪談でしか書けないこと
【小説競作】平成と怪談
澤村伊智 「鬼のうみたりければ」
黒史郎 「インカーネーション」
恒川光太郎 「平成最後のおとしあな」
【評論】角川ホラーの怪談 朝宮運河
【対談】冨安由真×牧野修 虚に浸食される現実 アートと文芸
【座談会】
千街晶之×門賀美央子×朝宮運河 平成の怪談実話展望
【インタビュー】
伊藤潤二 ワンアイデアで勝負
高橋葉介 新たな怪談の芽がある
【対談】
うぐいす祥子(ひよどり祥子)×押切蓮介 平成デビュー二人が語る怪談漫画
【評論】
平成怪談漫画の三十年――〈心理学化〉・〈日常化〉・〈ノンフィクション化〉・〈キャラ化〉 イトウユウ
【座談会】京極夏彦×宮部みゆき×東雅夫 怪談×絵本のあらたな潮流in平成
【年表構成】平成怪談文芸年表&『幽』の軌跡 東雅夫
◆特別企画『夜のリフレーン』刊行記念特集 皆川博子
【掌篇】皆川博子 「雪」
【鼎談】日下三蔵×千街晶之×東雅夫 皆川博子作品の魅力をめぐって
◆連載
〈怪談小説〉
京極夏彦 『幽』『怪』横断連載 「今昔百鬼拾遺 河童 最終回」
有栖川有栖 「濱地健三郎の事件簿10 姉は何処(ルビ:いずこ)」
山白朝子 「家政婦」
円城塔/訳 アーネスト・フェノロサ&エズラ・パウンド/著 「カゲキヨ ほか四篇」
〈怪談実話〉
中山市朗 「怪談狩り」
福澤徹三 「怖(ルビ:ふ)の日常」
小池壮彦 「日本の幽霊事件」
安曇潤平 「山の霊異記」
藤野可織 「私は幽霊を見ない」
〈怪談漫画〉
波津彬子 監修=山内麻衣子 「幻妖能楽集 紅葉狩」
諸星大二郎 「給水塔」
花輪和一 「つくし」
高橋葉介 「妻を捜しています」
押切蓮介 「おののけ! くわいだん部」
岸浩史 「むげん散歩」
〈怪談逍遥〉
南條竹則 「幽的民譚(ルビ:ゴーストリイ・フォークロア)」
【巻頭グラビア】冨安由真インスタレーション 「くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams」より
【復刻】「牛の首」 小松左京
【日本怪談紀行】「牛の首」伝承の湖へ――山梨「四尾連湖」探訪記 東雅夫
【怪談巡礼印象記】比類無き霊場、富士 加門七海
【対談】綾辻行人×有栖川有栖 怪談でしか書けないこと
【小説競作】平成と怪談
澤村伊智 「鬼のうみたりければ」
黒史郎 「インカーネーション」
恒川光太郎 「平成最後のおとしあな」
【評論】角川ホラーの怪談 朝宮運河
【対談】冨安由真×牧野修 虚に浸食される現実 アートと文芸
【座談会】
千街晶之×門賀美央子×朝宮運河 平成の怪談実話展望
【インタビュー】
伊藤潤二 ワンアイデアで勝負
高橋葉介 新たな怪談の芽がある
【対談】
うぐいす祥子(ひよどり祥子)×押切蓮介 平成デビュー二人が語る怪談漫画
【評論】
平成怪談漫画の三十年――〈心理学化〉・〈日常化〉・〈ノンフィクション化〉・〈キャラ化〉 イトウユウ
【座談会】京極夏彦×宮部みゆき×東雅夫 怪談×絵本のあらたな潮流in平成
【年表構成】平成怪談文芸年表&『幽』の軌跡 東雅夫
◆特別企画『夜のリフレーン』刊行記念特集 皆川博子
【掌篇】皆川博子 「雪」
【鼎談】日下三蔵×千街晶之×東雅夫 皆川博子作品の魅力をめぐって
◆連載
〈怪談小説〉
京極夏彦 『幽』『怪』横断連載 「今昔百鬼拾遺 河童 最終回」
有栖川有栖 「濱地健三郎の事件簿10 姉は何処(ルビ:いずこ)」
山白朝子 「家政婦」
円城塔/訳 アーネスト・フェノロサ&エズラ・パウンド/著 「カゲキヨ ほか四篇」
〈怪談実話〉
中山市朗 「怪談狩り」
福澤徹三 「怖(ルビ:ふ)の日常」
小池壮彦 「日本の幽霊事件」
安曇潤平 「山の霊異記」
藤野可織 「私は幽霊を見ない」
〈怪談漫画〉
波津彬子 監修=山内麻衣子 「幻妖能楽集 紅葉狩」
諸星大二郎 「給水塔」
花輪和一 「つくし」
高橋葉介 「妻を捜しています」
押切蓮介 「おののけ! くわいだん部」
岸浩史 「むげん散歩」
〈怪談逍遥〉
南條竹則 「幽的民譚(ルビ:ゴーストリイ・フォークロア)」
「怪談専門誌 幽 VOL.30」感想・レビュー
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「幽」としては最終号となる寂しい号ながらも、掉尾!と打たれた所に万感の思いを感じる30号。掉尾を飾るに相応しい怒涛の構成に、最後は「ありがとうございました!」と試合の最後に大声で感謝を伝えるような高揚感 …続きを読む2019年04月14日65人がナイス!しています