- 著者 冲方 丁
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年12月21日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041072141
麒麟児
- 著者 冲方 丁
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年12月21日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041072141
『天地明察』の異才が放つ、勝海舟×西郷隆盛! 幕末歴史長編!
慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。
和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰った。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか――。
幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
【絶賛の声!】
勝と西郷が対峙した二日間に焦点を定めて、物語をぎゅっと凝縮されたのはさすがの慧眼で、素晴らしい
――出口治明氏(立命館アジア太平洋大学(APU)学長・「本の旅人」1月号より)
江戸城で繰り広げられる会談は、緊迫感に満ちており、 何度も固唾を呑んだ。
ふたりの会談を、これほどのドラマに 仕立てた作者の力量が素晴らしい。
――細谷正充氏(文芸評論家・「本の旅人」1月号より)
和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰った。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか――。
幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
【絶賛の声!】
勝と西郷が対峙した二日間に焦点を定めて、物語をぎゅっと凝縮されたのはさすがの慧眼で、素晴らしい
――出口治明氏(立命館アジア太平洋大学(APU)学長・「本の旅人」1月号より)
江戸城で繰り広げられる会談は、緊迫感に満ちており、 何度も固唾を呑んだ。
ふたりの会談を、これほどのドラマに 仕立てた作者の力量が素晴らしい。
――細谷正充氏(文芸評論家・「本の旅人」1月号より)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
トピックス
プロモーションムービー
冲方丁『麒麟児』プロモーションビデオ
「麒麟児」感想・レビュー
-
冲方 丁は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者が幕末から明治維新の二人の麒麟児(勝海舟&西郷隆盛)をどう描くか期待しながら読みました。大河ドラマ『西郷どん』等で既知の内容が多く、著者の割には …続きを読む2019年01月14日270人がナイス!しています
-
勝海舟、西郷隆盛無くして今の日本はありません2019年01月15日158人がナイス!しています
著者紹介
冲方丁(うぶかた・とう)
1977年岐阜県生まれ。96年、大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞受賞しデビュー。2003年、「マルドゥック・スクランブル」で第24回日本SF大賞を受賞。09年初の歴史小説「天地明察」を刊行、第31回吉川英冶文学賞新人賞、第7回本屋大賞を受賞。2012年、「光圀伝」で第3回山田風太郎賞を受賞。冲方丁 ぶらりずむ黙契録