想い行き交う長崎で、最後の戦いが始まる。不朽の名シリーズ、感動の完結巻
彦馬への想いで揺れる織江、静山に諸外国を巡るよう任ぜられた彦馬、織江を狙う黒い影――すべては長崎に集結する。二人はともに日本を脱出することができるのか? 語り継がれる時代シリーズ、ついに完結!
彦馬への想いで揺れる織江、静山に諸外国を巡るよう任ぜられた彦馬、織江を狙う黒い影――すべては長崎に集結する。二人はともに日本を脱出することができるのか? 語り継がれる時代シリーズ、ついに完結!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
完本 妻は、くノ一(五) 国境の南/濤の彼方 が含まれている特集
「完本 妻は、くノ一(五) 国境の南/濤の彼方」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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最後の辺りはちょっと強引かな。でも、長い間逢えなかったんだからこれも良しですね。敵役でダークで織江大好き川村さまが最後に決めてくれました。思わず きゃあぁぁあとなりました。格好よかったです。その分、夫
最後の辺りはちょっと強引かな。でも、長い間逢えなかったんだからこれも良しですね。敵役でダークで織江大好き川村さまが最後に決めてくれました。思わず きゃあぁぁあとなりました。格好よかったです。その分、夫 彦馬の影が薄くなって笑えた。
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図書館本。完結巻。松浦静山の夢を乗せた南蛮船で彦馬はオランダへ向かうことに。その船が出帆するときに織江も現れるはずと、敵方は待ち伏せをする。クライマックスの戦いは嵐の中の船上で死闘がくり広げられて、ド
図書館本。完結巻。松浦静山の夢を乗せた南蛮船で彦馬はオランダへ向かうことに。その船が出帆するときに織江も現れるはずと、敵方は待ち伏せをする。クライマックスの戦いは嵐の中の船上で死闘がくり広げられて、ドキドキしながら読んだ。苦難も死闘も乗り越えた彦馬と織江の再会シーンには、ちょっと目頭が熱くなった。完本版文庫本で5巻、2500ページほどの長編だが、面白すぎて大満足の読み心地だった。誠実で優しい男を書かせたら、風野氏はとびきり上手だと実感した。
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なるほど、この「完本」はそれぞれ2冊の合本だったのですね。初出の本では未読なのでわかりませんが違和感なく綺麗にまとまっているなぁ、と思います。短編がどれもとても面白いですし。その最終巻。つまりとにかく
なるほど、この「完本」はそれぞれ2冊の合本だったのですね。初出の本では未読なのでわかりませんが違和感なく綺麗にまとまっているなぁ、と思います。短編がどれもとても面白いですし。その最終巻。つまりとにかく壮大な愛の物語、ですね?激動の時代に絡めて一組の夫婦の深いつながりをここまで読ませてきたのかな。もーアッツアツで困り果て…ましたが、とにもかくにも大団円な(なのか?)彦馬と織江の物語を最後まで見届けました。幕末をこんな風に切り取るお話って。。。戸惑いつつ、私は彦馬の江戸での謎解き暮らしの時が一番すきです。
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