流星コーリング

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年03月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048962933

流星コーリング

  • 著者 河邉 徹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年03月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048962933

2020年度、広島本大賞受賞作品!

2020年度、広島本大賞受賞作品! 2018年5月に小説『夢工場ラムレス』にて小説家デビューを果たしたWEAVERの河邉徹(Dr.)が、早くも、2作目となる小説『流星コーリング』を発表。2020年に実際に流される計画となっている人工流星をテーマにした本作品は、その舞台となる広島で繰り広げれるSF青春ストーリー。りょうと詩織、洋介と真希。4人は、広島県廿日市中央高校天文部に所属する同級生だ。星への夢を語らいながら高校生活を送っていた彼らだったが、高校三年生のある日、世界初の人工流星が広島で流されるというニュースを耳にする。衛星を打ち上げ、そこから発射された小さな「流星の素」が大気圏に突入し、「流星」になるという。そんな話を半ば信じられずにいたりょうだったが、ついに、「人工流星が流される日」が訪れる。しかし、その日を境に、りょうは次の日に進めなくなってしまう。朝を迎えるたびに「人工流星が流れた日」に戻ってしまうのりょう。その原因を解明するために、洋介、真希に相談するのだが……。そして、ラストにその真実が明らかになる……。
また、本作品と同日、河邉がメンバーとなるWEAVERからこの小説をテーマにしたアルバム『流星コーリング』もリリース。音楽と小説の融合で「流星コーリングの世界観」を作り上げる初の試み。ぜひ楽しんでほしい。
2020年度、広島本大賞受賞作品! 2018年5月に小説『夢工場ラムレス』にて小説家デビューを果たしたWEAVERの河邉徹(Dr.)が、早くも、2作目となる小説『流星コーリング』を発表。2020年に実際に流される計画となっている人工流星をテーマにした本作品は、その舞台となる広島で繰り広げれるSF青春ストーリー。りょうと詩織、洋介と真希。4人は、広島県廿日市中央高校天文部に所属する同級生だ。星への夢を語らいながら高校生活を送っていた彼らだったが、高校三年生のある日、世界初の人工流星が広島で流されるというニュースを耳にする。衛星を打ち上げ、そこから発射された小さな「流星の素」が大気圏に突入し、「流星」になるという。そんな話を半ば信じられずにいたりょうだったが、ついに、「人工流星が流される日」が訪れる。しかし、その日を境に、りょうは次の日に進めなくなってしまう。朝を迎えるたびに「人工流星が流れた日」に戻ってしまうのりょう。その原因を解明するために、洋介、真希に相談するのだが……。そして、ラストにその真実が明らかになる……。
また、本作品と同日、河邉がメンバーとなるWEAVERからこの小説をテーマにしたアルバム『流星コーリング』もリリース。音楽と小説の融合で「流星コーリングの世界観」を作り上げる初の試み。ぜひ楽しんでほしい。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

【流星コーリング 目次】
☆ 流れ星と春の思い出
☆ 受験生と人工流星
☆ 夏の思い出と洋介とLOOP
☆ 秋の思い出と真希とLOOP
☆ 冬の思い出と詩織とLOOP
☆ 流星コーリング

「流星コーリング」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 装丁のイメージどおり、アオハルな作品。広島にある高校の天文学部に属する四人それぞれのお話。主人公「りょう」を中心に親友「洋介」、神社の娘「真希」、ケーキ屋の娘「詩織」の四人は進路の悩みを抱えながらも楽 装丁のイメージどおり、アオハルな作品。広島にある高校の天文学部に属する四人それぞれのお話。主人公「りょう」を中心に親友「洋介」、神社の娘「真希」、ケーキ屋の娘「詩織」の四人は進路の悩みを抱えながらも楽しく天文学部の活動に励んでいます。「りょう」が目を覚ましたある日、日常の何気ない生活が一変しているコトに気がつきます。悩み多き高校生が自分のあるべき姿、そして未来を語る描写に胸がアツくなりました。知らぬ間に忘れてしまっている大切な何かを思い出させてくれる作品でした。ただやっぱりオジサンには眩しすぎでした。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2024年03月28日
    95人がナイス!しています
  • 高校の天文部を舞台にした、ちょっとSFな「時間ループ物語」。カバーイラストそのままなイメージの物語で、ひたすら静かで美しい青春小説。作品のトーンはもちろん「青」。流星と哀しみはどこか似ていると思う。文 高校の天文部を舞台にした、ちょっとSFな「時間ループ物語」。カバーイラストそのままなイメージの物語で、ひたすら静かで美しい青春小説。作品のトーンはもちろん「青」。流星と哀しみはどこか似ていると思う。文化祭の活動の情景や、顧問の先生との会話には、天文部でなかった私にも、ひたすら懐かしさを感じさせる。ラジオを使う流星観測が登場する、そんなSFを書いてみたことがあった。短編だったし、もちろん本書の足元にも及ばない出来だったから、この作品のすばらしさには頭が下がる。この本を今年前半のラストに読めてとても幸せだ。 …続きを読む
    へくとぱすかる
    2020年06月30日
    72人がナイス!しています
  • WEAVER、河邉さんのファンであることを差し引いても素晴らしい作品。真面目に、久しぶりに本を読んで泣いた。まるで自分が高校生に戻っているかのような、青春を味わえているような不思議な没入感があった。文体も軽 WEAVER、河邉さんのファンであることを差し引いても素晴らしい作品。真面目に、久しぶりに本を読んで泣いた。まるで自分が高校生に戻っているかのような、青春を味わえているような不思議な没入感があった。文体も軽くて読みやすく、何回も笑ってしまうような部分もあり、高校生活をなぞっているような心地よさがある。最近ではあまり青春系の小説を読まなくなっていたが、ダイレクトに感情を揺さぶるのはこういう小説なのかもしれない。 …続きを読む
    Tαkαo Sαito
    2021年06月20日
    34人がナイス!しています

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