- 著者 筒井 康隆
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041071403
霊長類 南へ
- 著者 筒井 康隆
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041071403
巨匠・筒井康隆、世界の破滅を黒笑と共に描ききった若き日の怪作!
毎読新聞の記者澱口は、恋人の珠子をベッドに押し倒していた。珠子が笑った。「どうしたのよ、世界の終りがくるわけでもあるまいし」その頃、合衆国大統領は青くなっていた。日本と韓国の基地に原爆が落ちたのだ。大統領はホットラインに手を伸ばした。だが遅かった。原爆はソ連にも落ち、それをアメリカの攻撃と思ったソ連はすでにミサイルを発射していた。ホテルを出た澱口と珠子は、凄まじい混乱を第三京浜に見た。破滅を知った人類のとめどもない暴走が始ったのだ。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「霊長類 南へ」感想・レビュー
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筒井康隆による人類絶滅もの。中国軍内部の殴り合いで誤発射された核から始まる核戦争、そんな中で起きるドタバタ騒動が中心。主人公目線からと各地で起きる騒動の二つの視点から物語は推移するが、圧倒的に面白いの …続きを読む2023年08月29日73人がナイス!しています
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映画「オッペンハイマー」の最後、オッペンハイマーとアインシュタインの会話を思い出す。「きみは地球大気が発火するかもしれないと言っていたが……」「予想はあたったよ」。キューバ危機の後、米ソ双方の首脳の間に …続きを読む2024年09月12日21人がナイス!しています
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なんと山陰・今井書店限定で復刊。自分が初めて読んだのは講談社文庫版だった。30数年ぶりの再読。2018年07月29日1人がナイス!しています