- 著者 大崎 善生
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年03月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041071137
いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件
- 著者 大崎 善生
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年03月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041071137
「2960」。恐怖と絶望の中、死の直前に絞り出したメッセージ――
2007年8月24日、深夜。名古屋の高級住宅街の一角に、一台の車が停まった。車内にいた3人の男は、帰宅中の磯谷利恵に道を聞く素振りで近づき、拉致、監禁、そして殺害。非道を働いた男たちは三日前、携帯電話の闇サイト「闇の職業安定所」を介して顔を合わせたばかりだった。車内で脅され、体を震わせながらも悪に対して毅然とした態度を示した利恵。彼女は命を賭して何を守ろうとし、何を遺したのか。「2960」の意味とは。利恵の生涯に寄り添いながら事件に迫る、慟哭のノンフィクション。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件」感想・レビュー
-
犯人達を鬼畜と呼ぶのは鬼にも畜生にも失礼と思えるような事件。人殺しは人殺しだがこんな殺され方があるのか!とその描写を読むのが辛い。人の所業じゃない。彼女は耐えた。そして守ったのだろう。母娘の二人暮しの …続きを読む2019年09月02日49人がナイス!しています
-
体は暴力に支配されても心までは決して卑怯な男たちに屈することなく最期の瞬間まで生きるために戦った強い女性であることを知った。強いだけでなく、母親に家を買ってあげるための貯金の暗証番号を決して漏らさず母 …続きを読む2019年07月06日25人がナイス!しています
-
2007年発生。『闇サイト殺人事件』。当時、公私共々上手くいっていなかった私は、長崎市長殺人事件と、まさに現代犯罪のこの事件に著しい衝撃を受け、やたら感情移入して、ニュースに釘付けであった。犯罪の残虐さや …続きを読む2021年07月21日24人がナイス!しています