ホッブズ リヴァイアサン シリーズ世界の思想

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年02月16日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
336
ISBN:
9784047036512
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ホッブズ リヴァイアサン シリーズ世界の思想

  • 著者 梅田 百合香
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年02月16日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
336
ISBN:
9784047036512

『リヴァイアサン』は、平和と秩序を維持するための真の政治哲学書である。

国家の役割や主権が議論されるとき、必ずといっていいほど取り上げられる政治学の名著『リヴァイアサン』。しかし、日本では「万人の万人に対する闘争」の部分のみが広く有名になり、ステレオタイプ化されている。専門家によって近年飛躍的に解明されてきた作品後半の宗教論・教会論と政治哲学の関係をふまえて全体の要点を読み直し、従来の作品像を刷新。近代政治を学び平和と秩序を捉え直す、解説書の決定版!

「人間の欲望やその他の情念は、それ自体としては罪ではない」

――近代政治哲学の創始『リヴァイアサン』――
一五八八年、イングランド南西部に生まれたホッブズ。彼は政治権力と教会権力の争いによって内乱が起きるなかで、この問題の処方箋は他国にも通用する普遍的なものと考え『市民論』を執筆。さらに教会権力批判を強めて著したのが『リヴァイアサン』である。

【目次】
序論
第一部 人間について
第二部 国家について
第三部 キリスト教の国家について
第四部 闇の王国について
総括と結論
 年譜・文献案内・索引
国家の役割や主権が議論されるとき、必ずといっていいほど取り上げられる政治学の名著『リヴァイアサン』。しかし、日本では「万人の万人に対する闘争」の部分のみが広く有名になり、ステレオタイプ化されている。専門家によって近年飛躍的に解明されてきた作品後半の宗教論・教会論と政治哲学の関係をふまえて全体の要点を読み直し、従来の作品像を刷新。近代政治を学び平和と秩序を捉え直す、解説書の決定版!

「人間の欲望やその他の情念は、それ自体としては罪ではない」

――近代政治哲学の創始『リヴァイアサン』――
一五八八年、イングランド南西部に生まれたホッブズ。彼は政治権力と教会権力の争いによって内乱が起きるなかで、この問題の処方箋は他国にも通用する普遍的なものと考え『市民論』を執筆。さらに教会権力批判を強めて著したのが『リヴァイアサン』である。

【目次】
序論
第一部 人間について
第二部 国家について
第三部 キリスト教の国家について
第四部 闇の王国について
総括と結論
 年譜・文献案内・索引

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「ホッブズ リヴァイアサン シリーズ世界の思想」感想・レビュー
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  • 大変勉強になるありがたい本。分かりやすい例を挙げると、ホッブズが『リヴァイアサン』につけた副題は「教会的かつ政治的国家の質料、形相および力」なのですが、私は”質料”や”形相”という言葉の意味すら知りません 大変勉強になるありがたい本。分かりやすい例を挙げると、ホッブズが『リヴァイアサン』につけた副題は「教会的かつ政治的国家の質料、形相および力」なのですが、私は”質料”や”形相”という言葉の意味すら知りませんでした。そうしたことがらを解説してくれているのはありがたい。「自然状態(万人の万人に対する闘争)」や「自然法(あなたが自分自身に対してしてもらいたくないことを、他人に対してするなに要約)」だけでなく、宗教的権威に対する痛烈な批判をも読み知ることができた。教養として一応読んでおこうとする人にちょうど良い。 …続きを読む
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