- 著者 東山 彰良
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年11月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 296
- ISBN:
- 9784041069226
夜汐
- 著者 東山 彰良
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年11月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 296
- ISBN:
- 9784041069226
おれの命は、おまえのもんだ。直木賞作家が挑む、激情の幕末ロードノベル!
文久三年。やくざ者の蓮八は、苦界に沈んだ幼馴染み・八穂を救うため、やくざの賭場から大金をせしめた。
報復として蓮八に差し向けられたのは、凄腕の殺し屋・夜汐。
京で新選組の一員となり、身を隠すことにした蓮八だが、ある日八穂からの文を受け取る。
帰ってきてほしい……その想いを読み取った蓮八は、新選組から脱走することを決意。
土方や沖田からも追われながら、八穂の待つ小仏峠に向かうべく、必死で山中を進む。
だが、夢で蓮八に語りかけ、折りに触れ彼を導くのは、命を狙っているはずの夜汐だった――。
逃れられぬ運命の中でもがく人々、もつれ合う“志”。
すべてが胸に突き刺さる、直木賞作家の新境地!
報復として蓮八に差し向けられたのは、凄腕の殺し屋・夜汐。
京で新選組の一員となり、身を隠すことにした蓮八だが、ある日八穂からの文を受け取る。
帰ってきてほしい……その想いを読み取った蓮八は、新選組から脱走することを決意。
土方や沖田からも追われながら、八穂の待つ小仏峠に向かうべく、必死で山中を進む。
だが、夢で蓮八に語りかけ、折りに触れ彼を導くのは、命を狙っているはずの夜汐だった――。
逃れられぬ運命の中でもがく人々、もつれ合う“志”。
すべてが胸に突き刺さる、直木賞作家の新境地!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
トピックス
「夜汐」感想・レビュー
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東山 彰良は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の新機軸、幕末の殺し屋の物語中心と思いきや、新撰組がかなりの内容を占めていました。著者は、この後どのような方向に進むのでしょうか?2018年12月11日242人がナイス!しています
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夜汐・・塩辛い香りが漂うよ。居るのに居ない。居ないのに感じる。狼の化身か『優しい死神』とでも言おうか。そんな男と約束した蓮八と、苦界を退いた幼なじみ八穂の愛の物語でもあった。時代の転換期、新選組まで描 …続きを読む2018年12月28日197人がナイス!しています
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時代が大きく揺れ動く幕末、新撰組に入った隊士には、大義なく生活の為、と入隊した者も多かったのかも。土方さん好きとしてはどうしても「潔く散った」名士をカッコよく感じるけど、多くの人はそんなものより今を生 …続きを読む2019年02月23日179人がナイス!しています
著者紹介
東山 彰良(ひがしやま あきら)
1968年台湾生まれ。2015年に『流』で直木賞を受賞。近著に『僕が殺した人と僕を殺した人』など。