- 著者 鄭 義信
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784041069066
焼肉ドラゴン
- 著者 鄭 義信
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784041069066
たとえ、昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる……
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。
関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。
失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。
そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり--。
そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった--。伝説の舞台を演出家自ら映画化&小説化!
関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。
失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。
そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり--。
そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった--。伝説の舞台を演出家自ら映画化&小説化!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「焼肉ドラゴン」感想・レビュー
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在日韓国人で焼き肉屋を営む家族の波瀾万丈な話!破天荒な感じの家族に、めちゃめちゃな常連客。それはもう毎日が大騒ぎ。当時の時代背景を学ベながら、その時代を生き抜く逞しさは、たとえ貧しくても力強いですね。 …続きを読む2019年03月17日173人がナイス!しています
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「貧しい韓国人と、貧しい日本人が肩を寄せあって暮らしていた、あのホルモン長屋」。上下左右に熱く激しく揺れる感情がぶつかり合う、その生活音がガチャガチャと聞こえてくる。何故か感じる懐かしさに、瞼の裏がじ …続きを読む2018年06月11日103人がナイス!しています
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大阪の空港近くのホルモン長屋で暮らす在日韓国人一家とその周囲の人々が、歴史や国家に翻弄されながら、厄災とも言っても過言ではない人生を笑い飛ばしながら生きていく姿を描いた作品。登場人物はほぼメチャクチャ …続きを読む2018年08月23日79人がナイス!しています