アノニマス・コール

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784041068922
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アノニマス・コール

  • 著者 薬丸 岳
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784041068922

敵は警察と誘拐犯。娘をさらわれた元警察官の執念の追走劇が幕を開ける!

3年前の事件が原因で警察を辞めた朝倉真志は、妻の奈緒美と離婚、娘の梓と別居し、自暴自棄な生活を送っていた。そんなある日、真志の携帯に無言電話がかかってくる。胸騒ぎがして真志が奈緒美に連絡すると、梓の行方がわからなくなっていた。やがて、娘の誘拐を告げる匿名の電話が奈緒美のもとにかかってきて、真志は過去の事件へと引き戻されていく。一方、真志を信じられない奈緒美は、娘を救うため独自に真相を探り始め――。誘拐犯の正体は? 過去の事件に隠された真実とは? 予想を裏切る展開の連続と、胸を熱くする感涙の結末。社会派ミステリの旗手による超弩級エンタテインメント! 作家生活10周年記念作品。

3年前の事件が原因で警察を辞めた朝倉真志は、妻の奈緒美と離婚、娘の梓と別居し、自暴自棄な生活を送っていた。そんなある日、真志の携帯に無言電話がかかってくる。胸騒ぎがして真志が奈緒美に連絡すると、梓の行方がわからなくなっていた。やがて、娘の誘拐を告げる匿名の電話が奈緒美のもとにかかってきて、真志は過去の事件へと引き戻されていく。一方、真志を信じられない奈緒美は、娘を救うため独自に真相を探り始め――。誘拐犯の正体は? 過去の事件に隠された真実とは? 予想を裏切る展開の連続と、胸を熱くする感涙の結末。社会派ミステリの旗手による超弩級エンタテインメント! 作家生活10周年記念作品。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

これは最高のアトラクション小説!!
10ページ読んだら、あなたもこの誘拐事件に完全に巻き込まれてしまう。今日、予定がある人はこの本を手に取らないでください。止まらなくなるから。
――鈴木おさむ(放送作家)

薬丸作品は温かい。
激流のような物語の果てに待ち受けるぬくもりに驚嘆させられた。
――深町秋生(作家)

戸惑うほどに序盤から、読者を長い長いクライマックス・シーンに呼び込んで離さない。
高密度のエンターテインメント小説だ。
――佳多山大地(ミステリ評論家)

「アノニマス・コール」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 読了しての第一声は「薬丸さんだなぁ…」娘を誘拐された元警察官が頑なに貫く想いは「警察を信じるな!」用意周到あるいは場当たり的、どちらともいえない指示に振り回される中、ついに明かされた犯人の要求は八方塞 読了しての第一声は「薬丸さんだなぁ…」娘を誘拐された元警察官が頑なに貫く想いは「警察を信じるな!」用意周到あるいは場当たり的、どちらともいえない指示に振り回される中、ついに明かされた犯人の要求は八方塞がりで苦しむばかり…『アノニマス・コール(匿名の電話)』による奔走ぶりを夢中で追いながら、針の糸を通すが如く掘り出される過去の事件が何と巨悪で浅はかなのか…悪巧・隠匿・保身など身勝手の裏返しからの行動が導く悲劇に憤りを覚えるが、その根底となる心情には信愛・家族・使命といった熱意がこめられているのがやるせない… …続きを読む
    nobby
    2019年02月15日
    153人がナイス!しています
  • 娘を誘拐された元刑事。別れた元妻との孤独な闘いが始まる。3年前に自分を無実の罪に陥れた事件が関わっていた。警察だけは信用できない。前半のゆっくりとした展開から後半は加速して一気に読んでいた。薬丸岳さん 娘を誘拐された元刑事。別れた元妻との孤独な闘いが始まる。3年前に自分を無実の罪に陥れた事件が関わっていた。警察だけは信用できない。前半のゆっくりとした展開から後半は加速して一気に読んでいた。薬丸岳さんらしいスピーディな展開。朝倉を陥れた事件の犯行動機が小さいのが残念。もっと大きな黒幕を期待していた。【カドフェス 2019】 …続きを読む
    ゴンゾウ@新潮部
    2019年08月25日
    130人がナイス!しています
  • 娘を誘拐された元刑事が主役のサスペンスです。正体不明の犯人による理不尽な要求に、四苦八苦する主人公。四面楚歌となりながら独力で奪還を試みるうちに、警察を離れ家族とも別れる原因となった過去の事件との接点 娘を誘拐された元刑事が主役のサスペンスです。正体不明の犯人による理不尽な要求に、四苦八苦する主人公。四面楚歌となりながら独力で奪還を試みるうちに、警察を離れ家族とも別れる原因となった過去の事件との接点に気づく…という展開です。サプライズはあるものの、結末は予想ができるでしょう。スピード感や、主人公の満身創痍のハードボイルド感は、良いですね。ただ、登場人物が無駄遣いされているようで、気になってしまいました。薬丸岳節が鳴りを潜めて、何処かで目にしたことがあるようなプロットとなっているのは期待外れです。 …続きを読む
    hit4papa
    2021年11月28日
    126人がナイス!しています

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著者紹介

薬丸 岳(やくまる がく)

1969年兵庫県生まれ。2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。ミステリの次代を担う存在として注目を集めている。他の著書に『悪党』『刑事のまなざし』『友罪』『その鏡は嘘をつく』『刑事の約束』『神の子』『誓約』などがある。

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