阿Q正伝

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年06月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041068533
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阿Q正伝

  • 著者 魯迅
  • 訳 増田 渉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年06月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041068533

社会の変革を目指し、小説を著した魯迅。この時代に今こそ読みたい名著。

日雇いで暮らす「阿Q」という人間を通し、当時の中国社会を風刺的に描く。辛亥革命の失敗点を痛烈に暴き、民族的決意を促し、文学史にその名を刻んだ代表作。ほかに、デビュー作の「狂人日記」、日本留学の思い出を描いた「藤野先生」、「孔乙己」「小さな事件」「故郷」「家鴨の喜劇」「孤独者」「眉間尺」を収録。解説/佐高信

[もくじ]
狂人日記
孔乙己
小さな事件
故郷
阿Q正伝
家鴨の喜劇
孤独者
藤野先生
眉間尺

後 記
解 説
魯迅略年譜
日雇いで暮らす「阿Q」という人間を通し、当時の中国社会を風刺的に描く。辛亥革命の失敗点を痛烈に暴き、民族的決意を促し、文学史にその名を刻んだ代表作。ほかに、デビュー作の「狂人日記」、日本留学の思い出を描いた「藤野先生」、「孔乙己」「小さな事件」「故郷」「家鴨の喜劇」「孤独者」「眉間尺」を収録。解説/佐高信

[もくじ]
狂人日記
孔乙己
小さな事件
故郷
阿Q正伝
家鴨の喜劇
孤独者
藤野先生
眉間尺

後 記
解 説
魯迅略年譜

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「阿Q正伝」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 阿Qは当時の中国の病態社会の中で、特にマイナスな面を不快に表出する代表的な人間だったのではないだろうか。それを魯迅はそのように生きても何もならん。目を覚ませと叱咤し、新しい生き方を見つけよっと。生への 阿Qは当時の中国の病態社会の中で、特にマイナスな面を不快に表出する代表的な人間だったのではないだろうか。それを魯迅はそのように生きても何もならん。目を覚ませと叱咤し、新しい生き方を見つけよっと。生へのこだわり、どう生きることが良いのか。 …続きを読む
    Koichiro Minematsu
    2019年10月01日
    36人がナイス!しています
  • 「狂人日記」は被害妄想狂者の日記、17ページの短編ながら深淵が口を開けていて引き込まれる。「阿Q正伝」は土地神の祠を寝床に、農家の手伝いで暮らす主人公が無実の強盗の嫌疑をかけられて処刑されるまでを描く。 「狂人日記」は被害妄想狂者の日記、17ページの短編ながら深淵が口を開けていて引き込まれる。「阿Q正伝」は土地神の祠を寝床に、農家の手伝いで暮らす主人公が無実の強盗の嫌疑をかけられて処刑されるまでを描く。車に乗せられて引き回されている時に「人生天地の間、多分、時には首を斬られねばならぬこともあるだろう」と諦めつつ「人生天地の間、多分、時には引き回しにされて見せしめにされねばならぬこともあるだろう」と、死刑を逃れることに微かな希望を抱いたりする。一読では終われない気がするが、再読して少しは納得できるだろうか? …続きを読む
    やまはるか
    2023年02月11日
    20人がナイス!しています
  • 清朝末から辛亥革命にかけて時代に翻弄される中国民衆を風刺的あるいは内省的に描く作品集。読み終えて澱のようなものが残ったまま。「阿Q」-- 村の祠に雨露をしのぎ、日銭で生き延びる阿Queiはその名さえ知れない。 清朝末から辛亥革命にかけて時代に翻弄される中国民衆を風刺的あるいは内省的に描く作品集。読み終えて澱のようなものが残ったまま。「阿Q」-- 村の祠に雨露をしのぎ、日銭で生き延びる阿Queiはその名さえ知れない。見下され、果ては盗みの嫌疑から、読めない書面に、書けない署名に代えて○を描かされ、革命党の銃殺に果てる男を史書「正伝」に仕立てる。「故郷」--家屋の処分に戻った私は20数年の時を経て雇人の子・閨土(ルントウ)と再会する。二人の今日の状況と幼い日の回想が対照され、私はその隔たりを思い希望の未来を願う。 …続きを読む
    Nonberg
    2021年08月15日
    18人がナイス!しています

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