- 著者 ほしお さなえ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041067789
銀塩写真探偵 一九八五年の光
- 著者 ほしお さなえ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年05月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041067789
切ないラストに余韻が残る──『活版印刷三日月堂』の著者、新作!
陽太郎の師、写真家の弘一には秘密の顔があった。それは銀塩写真探偵という驚くべきもの。ネガに写る世界に入り、過去を探れるというのだ。入れるのはたった一度。できるのは見ることだけ。それでも過去に囚われた人が救いを求めてやってくる。陽太郎も写真の中に足を踏み入れる。見たのは、輝きも悲しみも刻まれた永遠の一瞬で──。生きることとは、なにかを失っていくことなのかもしれない。哀切と優しさが心を震わす物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「銀塩写真探偵 一九八五年の光」感想・レビュー
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暗室、現像、懐かしい言葉がでてきましたね。物語では、いいカメラを使ってるなと羨ましく思いました。なんてたって、そんないいカメラ持ってないし、買えないし、「写ルンです」で撮りまくってたからなあ(笑)物語は …続きを読む2018年10月21日236人がナイス!しています
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『三日月堂』シリーズのほしおさんの新作ということで期待して読んだ。タイトルから想像していたのはミステリだったが、意外にもファンタジー…それも何故か『ドラえもん』を連想するような温もりのある味で、ほしお …続きを読む2018年07月17日202人がナイス!しています
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探偵、とは言うけれどSF。そして著者の作風がとてもよく生かされた心あたたかな作品。フィルム時代を知る人なら、解説不要な写真知識が散りばめられているけれど、今はこういう説明ぬきでは理解されなくなったのだ …続きを読む2018年09月01日166人がナイス!しています