夢に抱かれて見る闇は

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041067741
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夢に抱かれて見る闇は

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年05月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041067741

私の部屋には、捨てた男の骸骨が立っている…「嘘愛」著者のデビュー受賞作

男を初めて部屋に上げるときには、かなりの勇気がいる。
もしこの男に、見えてしまったら……。
 まもなく40になる独身の真千子が独りで住まうアパートの部屋の何もない壁には、かつて捨てた恋人、博也の骸骨が立っている。知り合ったばかりの男を部屋に入れた夜、暗闇の中で男の愛撫に博也の癖を見つけ……。(第3回『幽』怪談文学賞受賞作「枯骨の恋」)

 職場のパワハラで自殺した年下の同僚。彼女の家族に訴訟をけしかけようと、実家がある田舎を訪れた千穂。そこで出会ったのは、予想外の反応をする母親と、若い死者に対する奇妙な風習だった。(「アブレバチ」)

『嘘を愛する女』が話題の著者、デビュー作&第3回『幽』怪談文学賞〈大賞〉受賞作(選考委員/岩井志麻子、木原浩勝、京極夏彦、高橋葉介、東雅夫)が待望の文庫化。
(単行本時タイトル:『枯骨の恋』)

単行本収録作品に、不倫相手との縁切り物語1篇を加えた8つの傑作怪談。
現代を生きる30~40代の女性のリアルな情念と、突きつけられる現実、その中で少しでも光を掴みたいともがく姿を描いた、怖くてエロくて美しい短編集。
男を初めて部屋に上げるときには、かなりの勇気がいる。
もしこの男に、見えてしまったら……。
 まもなく40になる独身の真千子が独りで住まうアパートの部屋の何もない壁には、かつて捨てた恋人、博也の骸骨が立っている。知り合ったばかりの男を部屋に入れた夜、暗闇の中で男の愛撫に博也の癖を見つけ……。(第3回『幽』怪談文学賞受賞作「枯骨の恋」)

 職場のパワハラで自殺した年下の同僚。彼女の家族に訴訟をけしかけようと、実家がある田舎を訪れた千穂。そこで出会ったのは、予想外の反応をする母親と、若い死者に対する奇妙な風習だった。(「アブレバチ」)

『嘘を愛する女』が話題の著者、デビュー作&第3回『幽』怪談文学賞〈大賞〉受賞作(選考委員/岩井志麻子、木原浩勝、京極夏彦、高橋葉介、東雅夫)が待望の文庫化。
(単行本時タイトル:『枯骨の恋』)

単行本収録作品に、不倫相手との縁切り物語1篇を加えた8つの傑作怪談。
現代を生きる30~40代の女性のリアルな情念と、突きつけられる現実、その中で少しでも光を掴みたいともがく姿を描いた、怖くてエロくて美しい短編集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

 目 次

枯骨の恋 (第3回『幽』怪談文学賞 短編部門大賞受賞作)
翼をください
アブレバチ
縁切り厠
ギブミーS
棘の路
親指地蔵
メモリイ

 解説(門賀美央子)

「夢に抱かれて見る闇は」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 岡部はつ……ダジャレでスタートしたけど、言いたい事はただ一言。こっわ…。秋めいて涼しくなってきた今日この頃、久々にガチの恐怖を感じました。こええ…。一番怖いのは人間、とか、不条理なものほど怖いとか言うやん 岡部はつ……ダジャレでスタートしたけど、言いたい事はただ一言。こっわ…。秋めいて涼しくなってきた今日この頃、久々にガチの恐怖を感じました。こええ…。一番怖いのは人間、とか、不条理なものほど怖いとか言うやん。言ったことあるでしょ?認識改めた方がいいって。絶対、幽霊怖いって…。出自もハッキリしてて自分を恨んで呪って真っ直ぐ向ってくる幽霊マジ半端ないって…。あ、取り乱したけど、ドストレートな幽霊話のみならず、不条理系から切ない系まで幅広く。様々な感情を心にするりと垂らしてくれる。共通項は"女の情念"。こええ…。 …続きを読む
    あも
    2018年09月12日
    90人がナイス!しています
  • 「嘘を愛する女」がおもしろかったので本作を書店で見つけて即買い。恐ろしいと言うより気味が悪い…って感じ。やはり恋愛がらみの怨念ってこわいですね~ 「嘘を愛する女」がおもしろかったので本作を書店で見つけて即買い。恐ろしいと言うより気味が悪い…って感じ。やはり恋愛がらみの怨念ってこわいですね~
    ピロ麻呂
    2018年06月10日
    38人がナイス!しています
  • またやってしまった? 「枯骨の恋」を文庫化した際に改題したのね。でも何度読んでも面白かったのでじっくり再読しました。秋の夜長にぴったりな大人の女によるジメッとしたホラー短編集。8編それぞれが味わい深く、 またやってしまった? 「枯骨の恋」を文庫化した際に改題したのね。でも何度読んでも面白かったのでじっくり再読しました。秋の夜長にぴったりな大人の女によるジメッとしたホラー短編集。8編それぞれが味わい深く、ただ怖いだけでないところがいい。哀愁漂ってるとゆうか。「縁切り厠」、私には1晩厠に籠る根性も勇気もないけど、ちょっといい(笑) …続きを読む
    らすかる
    2018年10月28日
    29人がナイス!しています

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