- 著者 椰月 美智子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年04月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041067574
つながりの蔵
- 著者 椰月 美智子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年04月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041067574
祖母から母、そして娘へ。悩める少女たちに伝えたい感動の命の物語。
41歳の夏、同窓会に誘われた遼子。その同窓会には、蔵のあるお屋敷に住むの憧れの少女・四葉が来るという。30年ぶりに会える四葉ちゃん。このタイミングで再会できるのは自分にとって大きな一歩になるはず――。
小学校5年生のある夏。放課後、遼子と美音は四葉の家でよく遊ぶようになった。広大な敷地に庭園、隠居部屋や縁側、裏には祠、そして古い蔵。実は四葉の家は幽霊屋敷と噂されていた。最初は怖かったものの、徐々に三人は仲良くなり、ある日、四葉が好きだというおばあちゃんの歌を聞きに美音と遼子は遊びに行くと、御詠歌というどこまでも悲しげな音調だった。その調べは美音の封印していた亡くなった弟との過去を蘇らせた。四葉は、取り乱した美音の腕を取り蔵に導いて――。
少女たちは、それぞれが人に言えない闇を秘めていた。果たしてその心の傷は癒えるのか―。輝く少女たちの物語。
小学校5年生のある夏。放課後、遼子と美音は四葉の家でよく遊ぶようになった。広大な敷地に庭園、隠居部屋や縁側、裏には祠、そして古い蔵。実は四葉の家は幽霊屋敷と噂されていた。最初は怖かったものの、徐々に三人は仲良くなり、ある日、四葉が好きだというおばあちゃんの歌を聞きに美音と遼子は遊びに行くと、御詠歌というどこまでも悲しげな音調だった。その調べは美音の封印していた亡くなった弟との過去を蘇らせた。四葉は、取り乱した美音の腕を取り蔵に導いて――。
少女たちは、それぞれが人に言えない闇を秘めていた。果たしてその心の傷は癒えるのか―。輝く少女たちの物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「つながりの蔵」感想・レビュー
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昔は実家にも古い蔵があった。何度か入ったが怖かったのを思い出す。西日が小さな窓から射して埃っぽかった匂いが甦る。蔵には不思議な『何か』があっても今なら信じる事が出来るのに・・30年前に遼子と美音が四葉の …続きを読む2018年05月17日195人がナイス!しています
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若年向けな気もするけど、ストレートな良作でした。2018年08月08日134人がナイス!しています
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主人公遼子が、小学生の頃友人四葉の家の蔵で体験した不思議。会いたいと思っている人に会える蔵。そこで今まで言えなかったことを言い、また問いかける。そこはつながりの場所。美音と亡くなった弟の再会には感涙し …続きを読む2018年08月30日119人がナイス!しています