- 著者 島本 理生
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年07月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784041067512
生まれる森
- 著者 島本 理生
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年07月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784041067512
島本理生、初期の名作。
失恋で心に深い傷を負った「わたし」。夏休みの間だけ大学の友人から部屋を借りて一人暮らしをはじめるが、心の穴は埋められない。そんなときに再会した高校時代の友達キクちゃんと、彼女の父、兄弟と触れ合いながら、わたしの心は次第に癒やされていく。恋に悩み迷う少女時代の終わりを瑞々しい感性で描く。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「生まれる森」感想・レビュー
-
『恋に悩み迷う少女時代の終わりを瑞々しい感性で描く名作』と背表紙にあった。一人の女性が親世代の男性と恋に落ち、恋を失う。心に開いた穴を忘れようとすればするほど引っ掛かる思い出の日々、時間、シーン。自身 …続きを読む2020年02月26日292人がナイス!しています
-
主人公の『わたし』が友人のアパートでひとり暮らしを体験する中、友人のキクちゃん、兄の雪生など様々な人との関わりを通じて心がほぐされていく、深い森の中から外の世界への道が見えてくるのを感じさせるこの作品 …続きを読む2022年06月22日163人がナイス!しています
-
島本さんが大学在学中に執筆された作品。高校3年から大学1年にわたる、真っ直ぐすぎる想い。気持ちを巧くコントロールできず空回りして、暗くて深い森の中をさ迷い続け抜け出すこともできず途方に暮れてしまう。苦し …続きを読む2019年02月23日120人がナイス!しています