人殺しの息子と呼ばれて

人殺しの息子と呼ばれて

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年07月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784041067345

人殺しの息子と呼ばれて

  • 著者 張江 泰之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年07月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784041067345

25年の凄絶人生を、完全書籍化!

悲しい過去を背負いながら、彼はいかに生きたか。
殺人者の息子に生まれた25年の人生とは?

凄絶ゆえに当時報道も控えられた「北九州連続監禁殺人事件」。
その加害者の長男が「音声加工なし」で事件のありさまや、その後の苦悩の人生を語り、全国的な反響を呼んだ。
彼の人生を支えた後見人への取材などを加え、番組プロデューサーがこのたび完全書籍化。


<目次>

序章 生きている価値

第一章 鬼畜の所業――北九州連続監禁殺人事件

第二章 「消された一家」の記憶

第三章 やっとなんとか人間になれた

第四章 冷遇される子供たち

第五章 消えない記憶と、これからの人生

終 章 俺は逃げない

悲しい過去を背負いながら、彼はいかに生きたか。
殺人者の息子に生まれた25年の人生とは?

凄絶ゆえに当時報道も控えられた「北九州連続監禁殺人事件」。
その加害者の長男が「音声加工なし」で事件のありさまや、その後の苦悩の人生を語り、全国的な反響を呼んだ。
彼の人生を支えた後見人への取材などを加え、番組プロデューサーがこのたび完全書籍化。


<目次>

序章 生きている価値

第一章 鬼畜の所業――北九州連続監禁殺人事件

第二章 「消された一家」の記憶

第三章 やっとなんとか人間になれた

第四章 冷遇される子供たち

第五章 消えない記憶と、これからの人生

終 章 俺は逃げない

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「人殺しの息子と呼ばれて」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 北九州連続監禁殺人事件の犯人である両親の長男(当時24歳)を取り上げたテレビ番組作成者による彼との面談レポート。事件は犯人である母親の祖父母、妹夫婦とその2名の子供ら7名が凄惨に殺害されたもの。保護された 北九州連続監禁殺人事件の犯人である両親の長男(当時24歳)を取り上げたテレビ番組作成者による彼との面談レポート。事件は犯人である母親の祖父母、妹夫婦とその2名の子供ら7名が凄惨に殺害されたもの。保護された当時9歳だった長男は、児童養護施設、児童自立支援施設、里親、未成年後見人の支援を受けながら定時制高校を中退後に社会的に自立する。面談内容は、人間として厳しい社会環境での生育を回顧する貴重な記録だと感じた。終盤、両親には9割の憎しみと嫌悪感だが1割の感謝、との言葉を紹介。極めた不条理からの言葉だけに切ない。 …続きを読む
    ろくせい@やまもとかねよし
    2019年08月10日
    222人がナイス!しています
  • 「やっと、なんとか人間になったんやけ」彼の言葉から押し寄せる感情の数々、安堵あるいは疑念・憤り・哀しさ・やるせなさ…そもそも「殺人現場にずっといた子」へのシステムがない中で垣間見れる真摯さは周りの温か 「やっと、なんとか人間になったんやけ」彼の言葉から押し寄せる感情の数々、安堵あるいは疑念・憤り・哀しさ・やるせなさ…そもそも「殺人現場にずっといた子」へのシステムがない中で垣間見れる真摯さは周りの温かさ故なのだろう。一方、小学生の頃、人間と違い素直だからと獣医師に憧れたとは泣けてくる…父との思い出は「なんかあれば、叩かれて、電気、流されて。......くらいしかないですもんね。」と嫌な事ばかりとは…帰る家があり、ご飯が食べられる、そんな当たり前ができていて感じる幸せ…TV放映後に触れる優しさに頬を伝う涙… …続きを読む
    nobby
    2019年11月11日
    154人がナイス!しています
  • 北九州連続殺人事件の主犯松永太の長男を、TVプロデューサーが取材し放送したものの書籍化。彼は幼少時から体に電気を流されるなどの暴力を受け、死体遺棄の手伝いをさせらており彼自身が凄惨な虐待の被害者なのだが 北九州連続殺人事件の主犯松永太の長男を、TVプロデューサーが取材し放送したものの書籍化。彼は幼少時から体に電気を流されるなどの暴力を受け、死体遺棄の手伝いをさせらており彼自身が凄惨な虐待の被害者なのだが、9歳で両親が逮捕。誰からも愛されたことのないまま世の中に放り出され、苦労して育つ。その彼が自らTV番組に連絡を取り、親と俺は別の人間です、同じく傷ついた人の役に立ちたい、俺にしかできないことをしますと発信。誰も恨まず、知的で自立した立派な若者に成長した姿が胸を打つ。犯罪加害者家族への支援が必要と感じる。 …続きを読む
    ゆいまある
    2020年02月02日
    142人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品