窒息死に向かう日本経済

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年07月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
168
ISBN:
9784040822280
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窒息死に向かう日本経済

  • 著者 浜 矩子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年07月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
168
ISBN:
9784040822280

人ではなくお国のための魂胆が透ける「多様で柔軟な働き方」に騙されるな

働き方改革のもと、政府は「多様で柔軟な働き方」を打ち出しているが、残業代ゼロ法案や高度プロフェッショナル制度など、政府が企む裁量労働制の拡大は、国民を際限なく働かせ、とにかくGDPを上げようとする魂胆によるもの。国の借金は膨れ上がるばかりで、株式市場も日銀と年金資金の買い支えによる張りぼて状態。モノづくり国家の「攻めのガバナンス」のプレッシャーで、大手製造業には不祥事が相次ぎ、年金をはじめ将来不安に怯える国民は、さらに縮み込むばかり。カネ(資本)もモノ(企業)もヒト(国民)も、まさに呼吸困難だが、どうしてここまでひどい状態になったのか。窒息死に向かう日本の現状を分析し、窒息死しないための打開策を探っていく。 働き方改革のもと、政府は「多様で柔軟な働き方」を打ち出しているが、残業代ゼロ法案や高度プロフェッショナル制度など、政府が企む裁量労働制の拡大は、国民を際限なく働かせ、とにかくGDPを上げようとする魂胆によるもの。国の借金は膨れ上がるばかりで、株式市場も日銀と年金資金の買い支えによる張りぼて状態。モノづくり国家の「攻めのガバナンス」のプレッシャーで、大手製造業には不祥事が相次ぎ、年金をはじめ将来不安に怯える国民は、さらに縮み込むばかり。カネ(資本)もモノ(企業)もヒト(国民)も、まさに呼吸困難だが、どうしてここまでひどい状態になったのか。窒息死に向かう日本の現状を分析し、窒息死しないための打開策を探っていく。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序章:政策がもたらす呼吸困難:いまなぜ、再び「アホノミクス本」なのか
第1章:カネの世界の呼吸困難:死に行く国債の海、腐り行く株式の海
第2章:モノの世界の呼吸困難:魔の手につかまった日本の製造業
第3章:ヒトの世界の呼吸困難:柔軟に多様にスマートに使い倒されて行く社会到来
終章:魔の手から逃れるためには

「窒息死に向かう日本経済」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 窒息死に向かう日本経済というタイトルが良い。確かに、日本の金融財政政策、働き方改革、生産性向上など、どれも規制を強化して首を絞めるように、企業や労働者に迫っていくもので、何とも息苦しく閉塞感が拭えない 窒息死に向かう日本経済というタイトルが良い。確かに、日本の金融財政政策、働き方改革、生産性向上など、どれも規制を強化して首を絞めるように、企業や労働者に迫っていくもので、何とも息苦しく閉塞感が拭えない。筆者は直感的にこの得体の知れない政策を悪魔であると批判。お決まりのアホノミクスというキラーワードを連発している。感情的な言葉が多いが、政府の研究レポートをよく読まれており、そこに漂う中央官僚の統制主義に敏感に反応されている。おそらく、筆者は小さな政府主義者でもっと気楽に行こうぜと思っているような気がする。 …続きを読む
    y_u
    2022年06月26日
    4人がナイス!しています
  • アホノミクスよく言い当てた言葉だと思います。 21世紀版日本帝国なんていらないと思います。 アホノミクスよく言い当てた言葉だと思います。 21世紀版日本帝国なんていらないと思います。
    gontoshi
    2020年03月29日
    3人がナイス!しています
  • 安倍政権の金融財政政策から働き方改革まで 徹底的に批判し、こきおろしています。 著者が語ったことをテープ起こししたような文章で、 自慢気な品のない悪口話が続きます。 この方の本、けっこう売れてるみたいで 安倍政権の金融財政政策から働き方改革まで 徹底的に批判し、こきおろしています。 著者が語ったことをテープ起こししたような文章で、 自慢気な品のない悪口話が続きます。 この方の本、けっこう売れてるみたいですが、 これ一冊でお腹一杯です。 …続きを読む
    Kazuo Ebihara
    2019年03月26日
    3人がナイス!しています

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