検事の本懐

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041066591
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検事の本懐

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年07月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041066591

「佐方貞人」シリーズ検事編、新装版!

ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。険悪ムードが漂う捜査本部は、16件目の現場から走り去った人物に似た男を強引に別件逮捕する。取調を担当することになった新人検事の佐方貞人は「まだ事件は解決していない」と唯一被害者が出た13件目の放火の手口に不審を抱く(「樹を見る」)。権力と策略が交錯する司法を舞台に、追い込まれた人間たちの本性を描いた慟哭のミステリー、全5話。第15回大藪春彦賞受賞作。 ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。険悪ムードが漂う捜査本部は、16件目の現場から走り去った人物に似た男を強引に別件逮捕する。取調を担当することになった新人検事の佐方貞人は「まだ事件は解決していない」と唯一被害者が出た13件目の放火の手口に不審を抱く(「樹を見る」)。権力と策略が交錯する司法を舞台に、追い込まれた人間たちの本性を描いた慟哭のミステリー、全5話。第15回大藪春彦賞受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一話 樹を見る
第二話 罪を押す
第三話 恩を返す
第四話 拳を握る
第五話 本懐を知る
解説 大沢在昌

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「検事の本懐」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 前作でヤメ検弁護士だった佐方貞人の短編集。長編が面白く短編読んでみたら物足りないなぁ〜〜と思ってしまうことが多々あるのですが…この短編集はそんなことも感じず良い短編集だったなぁ〜〜が感想👍🤔佐方検事の生 前作でヤメ検弁護士だった佐方貞人の短編集。長編が面白く短編読んでみたら物足りないなぁ〜〜と思ってしまうことが多々あるのですが…この短編集はそんなことも感じず良い短編集だったなぁ〜〜が感想👍🤔佐方検事の生い立ちやエピソードが凝縮され、それほど魅力を感じていなかった佐方貞人のキャラが物語毎に幾層にも幾層にも構築されていき魅力アップ🔺していきました👍(ノ-_-)ノ~┻━┻この後のお話も楽しみだ👍👍👍👍👍 …続きを読む
    キムトモ
    2020年04月28日
    171人がナイス!しています
  • 2019年1月19日読了。これを読んで佐方ファンが多い理由がわかりました。佐方が検事をしていた時の話ですが、佐方自身の人柄がかなり出てると思います。佐方男前、ってか渋い、芯の強い人。佐方本人の生活感はないで 2019年1月19日読了。これを読んで佐方ファンが多い理由がわかりました。佐方が検事をしていた時の話ですが、佐方自身の人柄がかなり出てると思います。佐方男前、ってか渋い、芯の強い人。佐方本人の生活感はないです。でも人間としての魅力はすごくある人ですね。こんな検事さんが日本中にいたらいいのにねぇ。 …続きを読む
    どんふぁん
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  • 弁護士に転向してからの佐方を描いた『最後の証人』を読んだのがついこの前。あまりに面白くてその前日譚だという本作に突入。結局、検事であろうが弁護士であろうが、彼の仕事との向き合い方は変わらない。事件の上 弁護士に転向してからの佐方を描いた『最後の証人』を読んだのがついこの前。あまりに面白くてその前日譚だという本作に突入。結局、検事であろうが弁護士であろうが、彼の仕事との向き合い方は変わらない。事件の上っ面だけ見るのではなく、人を見る彼にしょっちゅう胸が熱くなります。この若さで経験も浅いのに手練れの刑事みたいな趣は出来過ぎ。でも、だからこそ読まされるのでしょうね。髪の毛ぼさぼさスーツしわくちゃなのは残念だけど、もとは精悍な顔つきらしい。やはりそれなりのイケメンでいてほしいような、だらしないままでいいような。 …続きを読む
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