- 著者 石 弘之
- 定価: 1,188円 (本体1,080円+税)
- 発売日:
- 2018年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784044003678
感染症の世界史
- 著者 石 弘之
- 定価: 1,188円 (本体1,080円+税)
- 発売日:
- 2018年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784044003678
克服できる日は来るのか。40億年の地球史から人類と微生物の関係をたどる
地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼ唯一の天敵だ。医学や公衆衛
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※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
まえがき――「幸運な先祖」の子孫たち
序 章 エボラ出血熱とデング熱――突発的流行の衝撃
1.最強の感染症=エボラ出血熱との新たな戦い
2.都心から流行がはじまったデング熱
第一部 二〇万年の地球環境史と感染症
第一章 人類と病気の果てしない軍拡競争史
第二章 環境変化が招いた感染症
第三章 人類の移動と病気の拡散
第二部 人類と共存するウイルスと細菌
第四章 ピロリ菌は敵か味方か――胃がんの原因をめぐって
第五章 寄生虫が人を操る?――猫とトキソプラズマ原虫
第六章 性交渉とウイルスの関係――セックスががんの原因になる?
第七章 八種類あるヘルペスウイルス――感染者は世界で一億人
第八章 世界で増殖するインフルエンザ――過密社会に適応したウイルス
第九章 エイズ感染は一〇〇年前から――増えつづける日本での患者数
第三部 日本列島史と感染症の現状
第十章 ハシカを侮る後進国・日本
第十一章 風疹の流行を止められない日本
第十二章 縄文人が持ち込んだ成人T細胞白血病
第十三章 弥生人が持ち込んだ結核
終 章 今後、感染症との激戦が予想される地域は?
あとがき――病気の環境史への挑戦
序 章 エボラ出血熱とデング熱――突発的流行の衝撃
1.最強の感染症=エボラ出血熱との新たな戦い
2.都心から流行がはじまったデング熱
第一部 二〇万年の地球環境史と感染症
第一章 人類と病気の果てしない軍拡競争史
第二章 環境変化が招いた感染症
第三章 人類の移動と病気の拡散
第二部 人類と共存するウイルスと細菌
第四章 ピロリ菌は敵か味方か――胃がんの原因をめぐって
第五章 寄生虫が人を操る?――猫とトキソプラズマ原虫
第六章 性交渉とウイルスの関係――セックスががんの原因になる?
第七章 八種類あるヘルペスウイルス――感染者は世界で一億人
第八章 世界で増殖するインフルエンザ――過密社会に適応したウイルス
第九章 エイズ感染は一〇〇年前から――増えつづける日本での患者数
第三部 日本列島史と感染症の現状
第十章 ハシカを侮る後進国・日本
第十一章 風疹の流行を止められない日本
第十二章 縄文人が持ち込んだ成人T細胞白血病
第十三章 弥生人が持ち込んだ結核
終 章 今後、感染症との激戦が予想される地域は?
あとがき――病気の環境史への挑戦
「感染症の世界史」感想・レビュー
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文明が発達し生活も向上している人間もこの本で紹介されている様々な感染症にはいまだ完全な制圧が出来ていないことを知る。近いところではSARSやエイズ、エボラなどのウィルスが時折猛威をふるう。古くからあるペス …続きを読む2018年02月10日116人がナイス!しています
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災害は忘れたころにやってくる。約100年前にもパンデミックな疫病の流行(スペインかぜ)があった‼最も進化した生物である人間の文明化が進む程に、最も原始的な生物であるウィルスの脅威が増していくという皮肉。小 …続きを読む2020年04月14日111人がナイス!しています
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病原菌も進化する。そりゃそうだ寧ろ人間よりはるかに早い進化をする。それを失念して傲慢になったら滅びるだろうな。2019年02月17日83人がナイス!しています
著者紹介
石 弘之
1940年生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞入社。96年より東京大学大学院教授、ザンビア特命全権大使
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