- 著者 松岡 正剛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784044003586
千夜千冊エディション 文明の奥と底
- 著者 松岡 正剛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784044003586
本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。
西洋文明がつくったもの。モーセとユダヤ人、神とヨブの問答、
黙示録、千年王国、アンチキリスト、アーリア主義一辺倒、
それから銃器・征服・資本主義、飢餓と肥満とWTO。
でも東では黄河と長江の文明が、スキタイと匈奴が動いていた。
みんな興亡、すべて消長。文明はつらいよ、文化で遊べ。
黙示録、千年王国、アンチキリスト、アーリア主義一辺倒、
それから銃器・征服・資本主義、飢餓と肥満とWTO。
でも東では黄河と長江の文明が、スキタイと匈奴が動いていた。
みんな興亡、すべて消長。文明はつらいよ、文化で遊べ。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
前口上
第一章 文明と民族のあいだ
ジークムント・フロイト『モーセと一神教』八九五夜
アーサー・ケストラー『ユダヤ人とは誰か』九四六夜
ノーマン・コーン『千年王国の追求』八九七夜
バーナード・マッギン『アンチキリスト』三三三夜
アモス・エロン『エルサレム』一六三〇夜
デイヴィッド・グロスマン『ユダヤ国家のパレスチナ人』三九八夜
第二章 聖書とアーリア主義
旧約聖書『ヨブ記』四八七夜
ルネ・ジラール『世の初めから隠されていること』四九二夜
レオン・ポリアコフ『アーリア神話』一四二二夜
ハインツ・ゴルヴィツァー『黄禍論とは何か』一四二三夜
マフディ・エルマンジュラ『第一次文明戦争』七二〇夜
エドワード・W・サイード『戦争とプロパガンダ』九〇二夜
第三章 東風的記憶
徐朝龍『長江文明の発見』三三一夜
古賀登『四川と長江文明』一四五二夜
宮本一夫『神話から歴史へ』一四五〇夜
林俊雄『スキタイと匈奴 遊牧の文明』一四二四夜
第四章 鏡の中の文明像
ナヤン・チャンダ『グローバリゼーション 人類5万年のドラマ』一三六〇夜
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』一三六一夜
フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』一三六三夜
オスヴァルト・シュペングラー『西洋の没落』一〇二四夜
アーノルド・J・トインビー『現代が受けている挑戦』七〇五夜
コンラート・ローレンツ『鏡の背面』一七二夜
ダニエル・ベル『資本主義の文化的矛盾』四七五夜
サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』一〇八三夜
ラジ・パテル『肥満と飢餓』一六一〇夜
追伸 何が隠されてきたのか
第一章 文明と民族のあいだ
ジークムント・フロイト『モーセと一神教』八九五夜
アーサー・ケストラー『ユダヤ人とは誰か』九四六夜
ノーマン・コーン『千年王国の追求』八九七夜
バーナード・マッギン『アンチキリスト』三三三夜
アモス・エロン『エルサレム』一六三〇夜
デイヴィッド・グロスマン『ユダヤ国家のパレスチナ人』三九八夜
第二章 聖書とアーリア主義
旧約聖書『ヨブ記』四八七夜
ルネ・ジラール『世の初めから隠されていること』四九二夜
レオン・ポリアコフ『アーリア神話』一四二二夜
ハインツ・ゴルヴィツァー『黄禍論とは何か』一四二三夜
マフディ・エルマンジュラ『第一次文明戦争』七二〇夜
エドワード・W・サイード『戦争とプロパガンダ』九〇二夜
第三章 東風的記憶
徐朝龍『長江文明の発見』三三一夜
古賀登『四川と長江文明』一四五二夜
宮本一夫『神話から歴史へ』一四五〇夜
林俊雄『スキタイと匈奴 遊牧の文明』一四二四夜
第四章 鏡の中の文明像
ナヤン・チャンダ『グローバリゼーション 人類5万年のドラマ』一三六〇夜
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』一三六一夜
フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』一三六三夜
オスヴァルト・シュペングラー『西洋の没落』一〇二四夜
アーノルド・J・トインビー『現代が受けている挑戦』七〇五夜
コンラート・ローレンツ『鏡の背面』一七二夜
ダニエル・ベル『資本主義の文化的矛盾』四七五夜
サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』一〇八三夜
ラジ・パテル『肥満と飢餓』一六一〇夜
追伸 何が隠されてきたのか
トピックス
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「千夜千冊エディション 文明の奥と底」感想・レビュー
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松岡さんの千夜千冊文庫版3冊目です。ホームページやハードカバーの分厚い本で読んだものもありますが、25の評論のうち未読が7割くらいでした。本当に読書評論家ですね。第4章の「鏡のなかの文明像」がやはりなじみ …続きを読む2018年11月23日102人がナイス!しています
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西欧文明の鍵としてのユダヤ人を扱った第1部が圧倒的に面白かった。対象作品が面白い項と著者の評が読ませる項とあるが、『ヨブ記』の読みなどはその両方。昨年、まったくの偶然から『ゴーレム』『ファージング』『 …続きを読む2022年01月31日34人がナイス!しています
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千夜千冊エディションの三冊目ですが、ごめんなさい松岡さん。今回は私の弱った顎では噛みきれない位、置いてけぼりにされた気分です。後半の文化の方は何とかついていけましたが、前半の文明とくに宗教(ユダヤ教、 …続きを読む2018年09月23日19人がナイス!しています
著者紹介
松岡 正剛(まつおか せいごう)
編集者。編集工学研究所所長。編集工学を提唱し、情報文化と情報技術をつなぐ研究・開発・実践に携わる。