奪うは我なり 朝倉義景

奪うは我なり 朝倉義景

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年04月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041064429

奪うは我なり 朝倉義景

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年04月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041064429

愚将と誹られながらも信長を追い詰めた武将!その波乱の生き様とは?

名門朝倉家に生まれ、もう一歩で朝廷と天下を手中に収めることができた男、朝倉義景。信長すら追い詰めた武将は、愚将と誹られ、侮られる生き方を自ら選んだ──。気鋭の著者による新たな戦国武将伝。 名門朝倉家に生まれ、もう一歩で朝廷と天下を手中に収めることができた男、朝倉義景。信長すら追い詰めた武将は、愚将と誹られ、侮られる生き方を自ら選んだ──。気鋭の著者による新たな戦国武将伝。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「奪うは我なり 朝倉義景」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 浅井朝倉と一緒くたに日本史で覚えた名前。朝倉義景の事はほとんど知らない。家臣にも理解されぬ生涯だったのだなぁと読後はちょっと複雑。信玄が死んでいなければ・・と云ったところで信長にはきっと敵わなかっただ 浅井朝倉と一緒くたに日本史で覚えた名前。朝倉義景の事はほとんど知らない。家臣にも理解されぬ生涯だったのだなぁと読後はちょっと複雑。信玄が死んでいなければ・・と云ったところで信長にはきっと敵わなかっただろう。確かに異彩を放つ人物像が浮かぶもあの頃、時代は織田信長を欲したのだろうさ。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2018年05月29日
    151人がナイス!しています
  • 吉川永青が描く朝倉義景。信長メインの作品の中で、越前の主としての義景に触れることはあっても、義景メインの作品となるとお初だったかも。タイトルに見るとおり、我欲が強く、また自分の感情のままにふるまってし 吉川永青が描く朝倉義景。信長メインの作品の中で、越前の主としての義景に触れることはあっても、義景メインの作品となるとお初だったかも。タイトルに見るとおり、我欲が強く、また自分の感情のままにふるまってしまうためか、見ようによっては気味悪く映るが、良く言えば、自分を飾り立てることなく、むしろ人間味があったとも言えないか。そんな義景をして『化け物』と言わしめた信長だったからこそ、天下を手中に納めることができたのかもしれない。生き残るための裏切り、そんな戦国の世の非情感がてんこ盛りの作品でした。 …続きを読む
    あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...
    2020年02月22日
    109人がナイス!しています
  • 肩書きに固執する権威主義者。自己チューでプライドの高いマゾヒスト。信長という大波にのまれた越前の古豪朝倉義景。本作ではなかなかの狂気っぷりが炸裂。略奪に愉悦を感じ、愚者を装い信長を追詰める。最後の最後 肩書きに固執する権威主義者。自己チューでプライドの高いマゾヒスト。信長という大波にのまれた越前の古豪朝倉義景。本作ではなかなかの狂気っぷりが炸裂。略奪に愉悦を感じ、愚者を装い信長を追詰める。最後の最後に奪うは我なりと-。その心の咆哮、果たして義景にとって奪うべきは何だったのだろうか。-『七転八倒して悶え苦しむだけだった生涯。虚しいまま死に至る』-40年を振返った義景辞世の句です。諦念と失望。ホンマは気弱な凡人やったかも。それでも越前の栄華は善政の賜物。暗愚というには酷か。不向きやったんやろね、戦国の世が。 …続きを読む
    とん大西
    2018年06月30日
    100人がナイス!しています

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