• 勤務先の20歳台の美形女子社員のリクエストで図書館予約した作品、彼女に渡す前に読みました。久々の恒川光太郎です。著者は『夜市』のイメージが強いので、ホラーでカルトな作品かと思いきや、パラレルワールドSF幻 勤務先の20歳台の美形女子社員のリクエストで図書館予約した作品、彼女に渡す前に読みました。久々の恒川光太郎です。著者は『夜市』のイメージが強いので、ホラーでカルトな作品かと思いきや、パラレルワールドSF幻想小説でした。 …続きを読む
  starbro

  2018年07月08日
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• 読むのが惜しくて長らく積んでいたが読み終わった今、心地好い脱力感に包まれている。純然たるＳＦなので、独特な和テイスト『夜市』の熱烈ファンには受け入れ難いかもしれないが、不評も多い『スタープレイヤー』シ 読むのが惜しくて長らく積んでいたが読み終わった今、心地好い脱力感に包まれている。純然たるＳＦなので、独特な和テイスト『夜市』の熱烈ファンには受け入れ難いかもしれないが、不評も多い『スタープレイヤー』シリーズも好きな私にとっては、期待に違わぬ良質なファンタジーに思えた。「もし自分が、鈴上、聖子、理剣なら」と視点が変わる毎に考えさせられ、正義や人生、更には地球規模の人間の在り方まで想いを馳せた。卓越した発想を読み易い文体で描く恒川ワールドは健在で、今年のMY BEST 10入りは決定！早くも次作が待ち遠しい♬ …続きを読む
  しんたろー

  2018年08月03日
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• プーニ―の存在に『グインサーガ』ノスフェラスのイドを思い出す。モンゴールの軍勢を、グインの知略で人馬ごと包み込み消化していく、ざわざわと泡立つ白い死のゼリー。イドに殺されるのもイヤだけれどプーニ―も嫌だ プーニ―の存在に『グインサーガ』ノスフェラスのイドを思い出す。モンゴールの軍勢を、グインの知略で人馬ごと包み込み消化していく、ざわざわと泡立つ白い死のゼリー。イドに殺されるのもイヤだけれどプーニ―も嫌だな。この物語は【想念】の物語だから、人類存続の鍵を握りながら何も行動しない鈴上誠一を誰も責められない。真実がどこにあるか分からない状況で、まして愛する妻と娘との幸せな日々があるのだから。それでいて現実世界は滅亡に瀕している。誰が正しいのか、何が正義なのかも分からない世界。多くの犠牲の上に鈴上誠一は隔離→続 …続きを読む
  文庫フリーク＠灯れ松明の火

  2018年08月07日
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