死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
306
ISBN:
9784048935258
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死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録

  • 著者 古宮 九時
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
306
ISBN:
9784048935258

衝撃&感動のラスト! 二度読み必至の“幻影”ストーリー!

 平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。僕が幻影――【彼ら】について知っていることは3つ。
1、【彼ら】はやがて訪れる自らの死の瞬間を、何度も繰り返し続けている。
2、【彼ら】の姿が濃くなるほど、死の瞬間は近い。
3、【彼ら】は死の運命から絶対に逃れられない。
 ――これは全てを諦めていた『僕』が、死の未来を背負う『君』と出会い、運命に抗うため奔走する物語だ。
 平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。僕が幻影――【彼ら】について知っていることは3つ。
1、【彼ら】はやがて訪れる自らの死の瞬間を、何度も繰り返し続けている。
2、【彼ら】の姿が濃くなるほど、死の瞬間は近い。
3、【彼ら】は死の運命から絶対に逃れられない。
 ――これは全てを諦めていた『僕』が、死の未来を背負う『君』と出会い、運命に抗うため奔走する物語だ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 人の死を予告する幻影を見る力を持つ「僕」が、1人の女性と出会い彼女と共に死の運命に抗う為奔走する物語。もうすぐ死ぬ人が見えてしまう、それはどんなに苦しい事なんだろう。そしてその中で「僕」が鈴さんと出会 人の死を予告する幻影を見る力を持つ「僕」が、1人の女性と出会い彼女と共に死の運命に抗う為奔走する物語。もうすぐ死ぬ人が見えてしまう、それはどんなに苦しい事なんだろう。そしてその中で「僕」が鈴さんと出会えたのはどれだけ幸運で素敵な事なんだろう。良いなぁ、こういう作品。人の死という重たいテーマを鈴さんの優しさや温もりがいい具合に柔らかくしてくれてる。こんなの読まされたら涙腺が緩むのも仕方がないよなぁ。トリックの方も見事で、これにも完全にしてやられました。結末も含め、とっても自分好みな素晴らしい1冊でした。 …続きを読む
    まりも
    2017年12月16日
    56人がナイス!しています
  • 人の死を予告する幻影が見えてしまう秘密を抱え、辛い過去から学校に行けなくなってしまっていた僕。ある時死の未来を抱えている女子大生の鈴と出会い、運命に抗うために奔走する物語。事情を知って前向きに人を助け 人の死を予告する幻影が見えてしまう秘密を抱え、辛い過去から学校に行けなくなってしまっていた僕。ある時死の未来を抱えている女子大生の鈴と出会い、運命に抗うために奔走する物語。事情を知って前向きに人を助けようとする鈴と、過去の失敗から慎重な僕。コンビを組んで人を救うことに手応えを感じ始めた頃に知る過去と警告、そして僕が欠落していた過去の真実に気づいた時、見えていたものもまたガラリと変わって、最後までブレない鈴がいろいろな意味で凄いなと感心もしましたけど、悲しみを乗り越えたその結末には救われるものがありました。 …続きを読む
    よっち
    2017年12月28日
    46人がナイス!しています
  • 辛口失礼。文章が読みにくいのと、さほど読み進めないうちにトリックもわかってしまう。心理描写も書き込み不足のように思える。感情移入できるポイントもなかった。残念。 辛口失礼。文章が読みにくいのと、さほど読み進めないうちにトリックもわかってしまう。心理描写も書き込み不足のように思える。感情移入できるポイントもなかった。残念。
    佐島楓
    2017年12月11日
    46人がナイス!しています

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