- 著者 道尾 秀介
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041063521
透明カメレオン
- 著者 道尾 秀介
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041063521
驚愕と感涙のラストが待つ、最強のエンタメ小説!
ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。バー「if」に集まる仲間たちの話を面白おかしくつくり変え、リスナーに届けていた。大雨の夜、びしょ濡れの美女がバーに迷い込み、彼らは「ある殺害計画」を手伝わされることに。意図不明の指示に振り回され、一緒の時間を過ごすうち、恭太郎は彼女に心惹かれていく。「僕はこの人が大好きなのだ」。秘められた想いが胸を打つ、感涙必至のエンタメ小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
桐畑恭太郎
ラジオのパーソナリティ。冴えない容姿と特殊な声の持ち主。
三梶恵
バー「if」に迷い込んできた美女。恭太郎たちにある殺害計画を手伝わせる。
輝美ママ
浅草にあるバー「if」のママ。
百花さん
「if」の常連。有名店のナンバーワン・キャバクラ嬢。
石之崎さん
「if」の常連。害獣害虫駆除の自営業。
レイカさん
「if」の常連。ゲイバーで働くホステス。
重松さん
「if」の常連。「仏壇の重」七代目店主。七十歳。
餅岡さん
恭太郎のラジオ番組のディレクター。
ラジオドラマはこちら!
https://www.sinkan.jp/radio/1761
おすすめコメント
序盤の穏やかな展開に浸っていると、気づいた時にはもう遅い。後半に向かうにつれ、自分のページをめくる手のスピードを止められないほど物語にのめり込んでしまい、ゾクッとしました。
是非、この本をきっかけに道尾さんの世界へ足を踏み入れてみて下さい。
――松坂桃李
今さら僕が面白さを保証する必要もないだろう。なぜなら、書いたのが道尾秀介だから。
なので、ここでは一読者として、偽りなき想いをひと言だけ――。
素晴らしい〈嘘(エンターテインメント)〉をありがとう、道尾くん。
――綾辻行人
嘘を真実に変える力を、私達はいつだって求めている。
でも、一人では無理なのかもしれない。未完成な仲間たちの織りなす、
雑多な賑やかさのなかでこそ、大げさすぎない等身大の希望を見つけられるのではないか。
――綿矢りさ
見えないカメレオンに出逢えた時の感動ったら、凄まじいものです。ぜひ!
――河瀬直美(映画監督)
冴えない嘘だなぁと思ってたら、、、ごめんなさい。寒い夜にあったまりました。
――光浦靖子(タレント)
プロモーションムービー
あらすじPV
著者インタビュー動画
「透明カメレオン」感想・レビュー
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リスナーを魅了する声の持ち主 恭太郎、自ら語る容姿をはじめ彼の周囲を取り巻く嘘が導く顚末とは…序盤から、いきつけのバー“if”に集まる個性的な面々による寸劇や、ラジオ番組で流れる様子に読んでクスッと期待は高 …続きを読む2018年01月30日195人がナイス!しています
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この作家を知ってるだけに、最初からミステリーなんだと思って読み始めたのが失敗でした。 いい感じに謎が提出されるし、伏線のような挿話も面白いし、どういう展開になるんだろうと思っていたら、まるでドタバタ活 …続きを読む2021年07月08日193人がナイス!しています
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★★★★★★☆☆☆☆隠された嘘が印象深い道尾秀介の長編。声だけが素敵なラジオパーソナリティーの恭太郎は、行きつけのバー「if」に突如現れた謎の女・恵の策略に嵌められある男の殺害計画に加担することに…。と書くとゴリ …続きを読む2022年11月16日162人がナイス!しています
著者紹介
道尾 秀介(みちお しゅうすけ)
1975年生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。05年に上梓された『向日葵の咲かない夏』が08年に文庫化され100万部を超えるベストセラーに。
07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で第12回大藪晴彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。11年、史上初となる5回連続候補を経て『月と蟹』で第144回直木賞を受賞。
他に『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』など著作多数。
07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で第12回大藪晴彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。11年、史上初となる5回連続候補を経て『月と蟹』で第144回直木賞を受賞。
他に『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』など著作多数。