- 著者 水木 しげる
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年03月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041063491
水木しげるの日本霊異記
- 著者 水木 しげる
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年03月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041063491
これぞ日本の妖怪譚! 水木しげるが描く古典名作。
「日本霊異記」の正式名称は『日本国現報善悪霊異記』で、著者は南都薬師寺の僧・景戒(きょうかい)という。822年ごろ成立し、上中下巻、116話からなっているという。
ガゴゼとは、元興寺にまつわる鬼を退治する話なのだが、物語にネズミ男が狂言回し役として、登場。「どくろの怪」でも弟を殺してしまった兄の後悔を描き、水木さん自身が登場し、戦争中の体験を語りながら、骨になってもまだ思いを残す弟の無念を描く。「閻魔大王の使い」では、おなじみの死神が登場。90歳を超える水木先生の傑作。雑誌『怪』に連載した作品をまとめた水木ファンにはたまらない作品。
ガゴゼとは、元興寺にまつわる鬼を退治する話なのだが、物語にネズミ男が狂言回し役として、登場。「どくろの怪」でも弟を殺してしまった兄の後悔を描き、水木さん自身が登場し、戦争中の体験を語りながら、骨になってもまだ思いを残す弟の無念を描く。「閻魔大王の使い」では、おなじみの死神が登場。90歳を超える水木先生の傑作。雑誌『怪』に連載した作品をまとめた水木ファンにはたまらない作品。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
がごせ 元興寺
どくろの怪
閻魔大王の使い
牛になった話
蛇執の怪
鷲にさらわれた赤子
不思議な観音像
解説 元興寺とガゴゼ 多田克己
どくろの怪
閻魔大王の使い
牛になった話
蛇執の怪
鷲にさらわれた赤子
不思議な観音像
解説 元興寺とガゴゼ 多田克己
「水木しげるの日本霊異記」感想・レビュー
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しげるさん本人が登場。しげるさんの案内による正確には「日本国現報善悪霊異記」 薬師寺の僧となった景戒という修行僧により9世紀初頭に編まれた、全部で116もの説話から7編の物語。驚いたのはしげるさんこれ画い …続きを読む2021年10月20日54人がナイス!しています
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オモチロイー!雷神の子、喋るドクロ、蟹の蛇退治……仏教説話集だけど、あまり説教臭くないのは水木サンの不思議力だからでしょう。「不思議な観音像」で水木サンがまんま出て来たのには爆笑(笑)2020年08月03日45人がナイス!しています
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日本最初の仏教説話集『日本霊異記』から水木サンが“オモチロイ”と感じた7話を漫画化。これって仏教説話?と首をかしげるような水木サンっぽい風刺のきいたオチもあり。「蛇執の怪」は動物報恩型の蛇婿入り話だが行 …続きを読む2018年04月05日16人がナイス!しています