- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年03月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 544
- ISBN:
- 9784041063408
かんかん橋の向こう側
- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年03月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 544
- ISBN:
- 9784041063408
「さよなら、あたしの奈央さん!」食堂を舞台に少女の成長を描く感動作。
父の亡き後、常連客に支えられながら残された食堂『ののや』を守リ続ける継母の奈央と高校生の娘真子。客の笑い声があふれる店にある晩、新顔の青年が現れる。東山と名乗るその男は、ネットで評判の小説を読み、その舞台になっている『ののや』と登場人物のモデルを見にやって来たという。「小説? ののやが?」「いったい誰が?」みなの驚きをよそに、すっかり気に入って町に滞在する東山。しかし間もなく、胡散臭い探偵が町にやってきて……。「人は帰る場所があるから、旅立つことができる」小さな食堂を舞台に、毎日をせいいっぱい生きる人々の絆とそこから巣立っていく少女の成長を描いた傑作長編!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一章 十七歳の日付
第二章 青い風に乗って
第三章 闇と陽溜まり
第四章 風は吹いて、陽が差して
あとがき
第二章 青い風に乗って
第三章 闇と陽溜まり
第四章 風は吹いて、陽が差して
あとがき
「かんかん橋の向こう側」感想・レビュー
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なんか凄く好き❤巻末の作者の解説を読むまで続編と知らずに読んだが、それを気が付かない程作品に移入し、感動した。小さな温泉町津雲には石造りのかんかん橋と主人公真子の継母奈央が経営する食堂ののやがある。集 …続きを読む2023年05月09日41人がナイス!しています
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あさのあつこさんが描く女の子は、将来きっと力強い女性に成長してくれる。そういう安心感があります。地に足を着けて力強く歩くこと、自分を信じること。 そういうメッセージを感じます。2018年03月31日35人がナイス!しています
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男の子の成長は一瞬の輝きで、女の子のそれは生々しい羽化だ。頼りなげな小さな女の子が、自分の力で未来を切り拓く力強さは、何度読んでも胸が躍ります。2019年01月16日29人がナイス!しています