- 著者 三遊亭 円朝
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 480
- ISBN:
- 9784044003432
真景累ケ淵
- 著者 三遊亭 円朝
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 480
- ISBN:
- 9784044003432
近代大衆芸能の頂点。落語の神様が紡ぎ出した至極の物語
根津の鍼医宗悦が、貸金の催促から旗本の深見新左衛門に殺された。新左衛門は宗悦の霊と誤り妻を殺害し、非業の死を遂げ家は改易。これが因果の始まりで、新左衛門の長男新五郎と次男新吉を不幸が襲う。新吉は宗悦の娘で富本の師匠の豊志賀と深い仲に。豊志賀は弟子お久と新吉の間を疑い、7人の女房を取り殺すと書き残し死ぬ……続く血族の殺し合いは前世の因縁か呪いのためか。円朝の代表作にして最高峰。解説・小松和彦
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
真景累ヶ淵
注
解説(小松和彦)
注
解説(小松和彦)
「真景累ケ淵」感想・レビュー
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しばらくまえに、寄席で「豊志賀の死」を聴く機会があった。全編通して読むと、豊志賀はほんの序の口にすぎない、ということがよくわかる。豊志賀のまえもうしろも、これでもかというほど累ねられていく不幸の数々。 …続きを読む2018年09月29日159人がナイス!しています
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三遊亭圓朝の代表作の1つ。初めの怪談話より後半の敵討ちに悪人の改心が噺の主だったものとなる。しかし、「宗悦殺し」における悪人新左衛門の死に様はまさに勧善懲悪であるが「お熊の懺悔」におけるお熊、お賤、新 …続きを読む2021年08月29日28人がナイス!しています
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動画では何度か見聞きてしてはいたけれど、一度きちんと通しで読んでみたいと思い本書を購入。因縁と因果に満ち、怨み辛みの渦巻く中、屍が一つ、又一つと増えて行く様には凄味があり、超大作ながら最後まで気が抜け …続きを読む2018年10月09日20人がナイス!しています